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長野県道路公社、「三才山トンネル」「松本トンネル」の両有料道路を9月1日から無料開放

2020年9月1日~ 無料開放

長野県道路公社は「三才山トンネル有料道路」と「松本トンネル有料道路」を9月1日から無料開放する(画像:同社Webサイトより)

 長野県道路公社は、同公社が管理する「三才山トンネル有料道路」と「松本トンネル有料道路」の料金徴収を8月31日をもって終了し、9月1日0時から無料開放する。

 三才山トンネルの回数券について、料金徴収期間を勘案して計画的に購入するよう呼びかける一方、9月1日以降に払い戻しを予定していることを告知している。

 三才山トンネル有料道路は、1976年10月31日に供用を開始した、国道254号の上田市鹿教湯温泉~松本市大字三才山を結ぶ道路、約2.5kmの三才山トンネルなど含む、延長約8.6kmの区間を有料道路として供用している。現在の通行料金は普通車520円など。

 松本トンネル有料道路は、1994年12月15日に供用を開始。三才山トンネル有料道路と同じく国道254号の一部で、三才山トンネル開通後に松山市街地へ流入する交通量が増えたことを受け、松本市街地をバイパスして長野自動車道などと接続する道路して整備された。延長は約6.6kmで、うち約2.45kmが松本トンネル。現在の通行料金は普通車320円など。

 いずれの有料道路も許可上の料金徴収期間は2021年6月9日までと定められているが、これを前倒ししての無料開放となる。