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最新技術でスキー場の課題解決を図る「雪山テクノロジーコンソーシアム」設立

BONX、ウェブインパクト、日本スキー場開発の3社

2020年2月17日 発表

雪山テクノロジーコンソーシアム

 BONX、ウェブインパクト、日本スキー場開発の3社は、最新テクノロジーでスキー場の課題解決を図る「雪山テクノロジーコンソーシアム」の設立と発表した。

 BONXは、音声によるグループコミュニケーションを実現するデバイスやソリューションを開発するスタートアップ企業。日本スキー場開発とともにウィンタースポーツを楽しみながら利用できる「BONX Grip」を訴求したり、スキー場内のレストランやリフト乗り場、チケット売り場などで「BONX for BUSINESS」の活用を促したりしてきた。また、ウェブインパクトでは、QRコードリフト発券システム「QuickGate」を開発し、HAKUBA VALLEY(長野県)などに導入してきた。

 3社では、スキー場経営において労働力不足やスキー人口の減少といった課題を指摘するとともに、最新テクノロジーを活用することで、こうした課題を解決することを目指すコンソーシアムを設立することにした。

 具体的には、リフトや降雪機などの設備の自動制御、発券システムのキャッシュレス化、少人数で運用するためのコミュニケーションの効率化、センサーを使った監視システムなど導入を目指すとともに、BONX Gripのトライアルを通じて来場者の体験価値向上に取り組んでいく。