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小田急電鉄、新百合ヶ丘駅周辺でオンデマンド交通の実証運行

2020年2月12日 発表

実証運行で使用する車両のイメージ

 小田急電鉄は、新百合ヶ丘駅周辺でオンデマンド交通「しんゆりシャトル」の実証運行を行なうと発表した。期間は2月17日から3か月程度の予定。

 しんゆりシャトルは、バス停より高密度で設定された500以上の「乗降地点」の間での移動を実現するオンデマンド交通サービス。スマートフォン用の配車アプリ「Shotl(シャトル)」をダウンロードし、乗車地点と降車地点を選ぶことで配車をリクエストできる。

 対象エリアは、新百合ヶ丘駅周辺の約5km 2 の範囲。運行時間帯は7時~22時で、参加費用は無料。使用車両はトヨタ アルファードで、最大で同時に4台を運行する。

 同社では、実証運行を通じて有用性を確認するとともに、有償による運行の可能性を検討するほか、将来的に同社のMaaSアプリ「EMot」と連携させることも検討していく。

対象エリア
運行イメージと利用手順