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宮崎県日南市で観光客向け統合型モビリティサービスの実証実験

2020年2月1日~29日 実施

宮崎県日南市で可動式滞在施設とマイクロモビリティを活用した観光客向け統合型モビリティサービスの実証実験

 マイメリット、DADA、パナソニック、宮崎県日南市の4者は、2月1日~29日にかけて同市内において、可動式滞在施設とマイクロモビリティを活用した観光客向け統合型モビリティサービスの実証実験を実施している。

 日南市はプロ野球やJリーグのキャンプ地となっており、県内外から多くの観光客が訪れるが、こうした観光客を受け入れるインフラが不足しており、宿泊や移動の面で課題を抱えている。

 4者では、可動式滞在施設の「BUSHOUSE」(2台)に加え、電動アシスト自転車(10台)、公道走行可能な電動キックボード(20台)を用意。スマートフォン向けのアプリ「PACK」を用いて、乗車予約や決済を行なえるようにした。

 利用料金は、電動アシスト自転車と電動キックボードが1分15円(最初の5分は一律75円)、BUSHOUSEが1泊8000円。なお、電動キックボードの利用にあたっては、運転免許証の所持やヘルメットの着用が求められる。

BUSHOUSE
電動アシスト自転車
電動キックボード
スマートフォン向けのアプリ「PACK」