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トヨタ、MaaSアプリ「my route」の全国展開を発表
2020年1月16日 17:12
- 2020年1月16日 発表
トヨタ自動車は1月16日、さまざまな交通サービスを1つのアプリで利用できるようにするMaaSアプリ「my route」によるサービスを順次全国に拡大すると発表した。
同サービスは、2019年11月から福岡市と北九州市で提供されているが、春ごろに横浜市、水俣市、続いて宮崎市・日南市でも提供される予定。2月ごろには日本語と英語に加え、中国語と韓国語にも対応する。
移動手段の拡充も図り、タクシー配車では従来のJapanTaxi、モタク（第一交通産業）に加え、横浜エリアで「MOV」（DeNA）との連携を検討していく。横浜エリアでは、ドコモ・バイクシェアが運営するサイクルシェアの予約・決済も可能になる。
地域内での移動のほか、提供エリア間を結ぶ長距離移動についても、ANA（全日本空輸）とともに宮崎市・日南市での航空券予約・決済の連携を検討。春ごろをめどに京王電鉄バスの高速バス予約サービス「ハイウェイバスドットコム」とも連携する予定。
また、JTBパブリッシングの観光データベース「るるぶDATA」と連携して観光情報を参照できるようにするとともに、宿泊手配を手掛ける旅行手配サービス事業者とも連携を図っていく。
これらの機能強化に先立ち、1月16日からはKDDI（au）と協力し、auスマートパス・auスマートパスプレミアムの利用者を対象に「my route for au」の提供を開始した。同アプリでは、my routeの機能に加え、フリー乗車券を割引価格で販売するサービスが提供される。
