国交省、東京2020に向け東京駅バスターミナルで不審者の自動検知の実証実験

「先進的警備システム」の実証実験への参加事業者募集

　国土交通省は、東京オリンピック・パラリンピックに向け、バスターミナルなどにおける警戒を強化するため、不審人物や不審物を自動検知する「先進的警備システム」の実証実験を行なうとして、参加事業者の募集を開始した。

　実証実験では、自動車局が定める要求水準を満たす監視カメラシステムをベースに、画像認識技術や画像処理技術を応用し、警戒強化に役立てられるかどうかを評価する。

　応募期限は、応募資格確認の提出が12月27日17時、必要書類の提出が2020年1月10日17時となっている。その後、ヒアリングを行なうなどして選定を進め、2月ごろに東京駅八重洲口バスターミナルの一部エリアで2週間程度の仮運用を行なう。