取り壊される目前の路地一帯を改修したホテル「Nazuna 京都 椿通」2020年4月開業

京都下京区に、取り壊される目前の町家一帯を改修して生まれ変わらせたホテル「Nazuna 京都 椿通」が2020年4月開業する

　KirakuとNazunaは、全23室の旅館と2つのレストランで構成されるホテル「Nazuna 京都 椿通」（京都市下京区高辻通大宮西入坊門町838）を、2020年4月に開業する。それに伴って、1月から予約受付を開始する。

　明治時代に建てられた築110年以上の町家が立ち並ぶ路地一帯を改修し、約1400m ² のL字型路地一体を1つの宿に改修したホテルで、取り壊される目前だった町家群全体を生まれ変わらせた。

　かつての23棟の町家は、23室の露天風呂付客室に生まれ変わり、京都の自然美をテーマにした「TAKE」「MIZU」「IWA」「HANA」「HA」の5つのカテゴリーを設ける。「TAKE」「MIZU」の計9室はスイートタイプで、1階は露天風呂付き坪庭を臨むリビング、2階はベッドルームで構成される。すべて1～2名での利用となる。「IWA」「HANA」「HA」の計14室はスタンダードタイプで、1階は露天風呂付き坪庭を臨むベッドルーム、2階は布団が敷ける畳スペースで構成される。うち9室は3名まで、5室は4名まで利用できる。

TAKE 1階リビングと露天風呂

IWA 1階ベッドルームと露天風呂

　レストランは「q」と「和牛料亭 bungo」の2つを用意。「q」は、「ミシュランガイド京都・大阪 2020」で三ツ星を獲得した割烹「祇園さゝ木」主人の佐々木浩氏と、MBSグループの食事業会社「TOROMI PRODUCE」がプロデュースするレストランで、6席限定のシェフズテーブル。「和牛料亭 bungo」は、国産和牛をさまざまな調理スタイルで楽しめるレストラン。

「q」

「和牛料亭 bungo」

「Nazuna 京都 椿通」概要

所在地： 京都市下京区高辻通大宮西入坊門町838
アクセス： 大宮駅（阪急電鉄京都本線）、四条大宮駅（京福電鉄嵐山本線）から徒歩約5分
客室数： 23室（スイートタイプ9室、スタンダードタイプ14室）
レストラン数： 2
Webサイト： 「Nazuna 京都 椿通」Webサイト