ドコモ、タイでバーチャルキーを活用したカーシェアサービスの実証実験

バーチャルキーソリューションのイメージ

　NTTドコモは、タイの連結子会社MOBILE INNOVATIONと連携し、スマートフォンでドアの開閉が行なえるバーチャルキーを活用したカーシェアサービスの実証実験をタイで開始する。実施期間は12月1日～2020年1月31日。

　ドコモでは、フランスの自動車部品・システムサプライヤーのヴァレオグループと共同でバーチャルキーのソリューションを日本やアジア市場向けに開発している。今回の実証実験は、車両に通信対応の専用車載器を設置することで、アプリから予約した車両用のバーチャルキーをスマートフォンに配信し、ドアを開閉できるようにする。

　実験には、タイでオートリース事業を展開する東京センチュリーの海外連結子会社TC CAR SOLUTIONS（THAILAND）や、日本駐車場開発のタイ法人NIPPON PARKING DEVELOPMENT（THAILAND）が協力。両社が共同展開する法人向けカーシェアサービス「TN Car Sharing」に対し、ドコモのIoTソリューション「Globiot（グロビオ）」を提供し、効率的な予約・車両管理を行なえるようにする。

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