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東京メトロ、有楽町線・副都心線に新型車両「17000系」2020年度下期に導入

2020年度下半期 営業開始予定

東京メトロは有楽町線・副都心線に新型車両17000系を導入する

 東京メトロ(東京地下鉄)は、約45年に渡り活躍している有楽町・副都心線7000系に代わる新型車両17000系を導入する。同車両は、副都心線開業15周年、有楽町線開業50周年に向け、2020年度下期に営業を開始し、2022年度までに全21編成180両を導入する予定。

 新型車両17000系は、従来の7000系や10000系を連想させる丸型のヘッドライトを採用するとともに、車内空間を有楽町線・副都心線のラインカラーの色彩に同調させたスタイリッシュなデザインとなっている。連結面や座席横の仕切り、荷棚には透明な強化ガラスを採用し、車内の開放感を高めた。

インテリアイメージ

 また、全車両にフリースペースを設置し、車両の床面高さを低くしてホームとの段差も低減。万が一脱線した場合にも自動で列車を停止させる脱線検知装置の搭載や走行車両の機器状態をモニタリングするシステムを導入するなど、安全・安定性や車内快適性の向上を実現する。

フリースペース部イメージ
車両の床面高さを低くしてホームとの段差を低減する