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富士通と名古屋市、地下鉄駅構内の混雑状況をIoTで可視化する実証実験

2019年10月7日~2020年1月31日 実施

Wi-Fiパケットセンサーを改札やホームに設置

 富士通は、名古屋市と共同で、名古屋市営地下鉄の駅構内の混雑状況をIoT(Internet of Things)技術で可視化する実証実験を10月7日~2020年1月31日にかけて実施している。

 今回の実証実験は、地下鉄駅構内にWi-Fiパケットセンサーを設置し、乗降客のスマートフォンなどの固有IDを収集。データを匿名化したうえで計測し、それを元に利用者数や人の流れを可視化しようというもの。時間帯ごとに駅構内の最適な移動ルートを検証する。

 実証実験が行なわれるのは、名古屋市営地下鉄の栄駅構内。改札やホームなどに6台程度のWi-Fiパケットセンサーが設置される。