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ニュージーランド入国時にビザまたはNZeTA(電子渡航認証)が必須に。10月1日から。観光税35ドルも徴収

2019年10月1日 開始

ビザ免除国からのニュージーランド訪問者は電子渡航認証「NZeTA」が必須となる

 ニュージーランド政府は、10月1日以降にニュージーランドに入国する訪問者に対して、ビザ、またはビザ免除者に対してNZeTA(電子渡航認証)を求める。NZeTAは事前申請が必要で、2年間有効。

 日本を含むビザ免除国は、3か月以内の短期滞在や、ニュージーランドの空港を経由して第三国へ乗り継ぐ場合などにはビザは必要なかったが、10月1日以降の入国、第三国への乗り継ぎなどには事前にNZeTAを申請する必要がある。ビザを取得して渡航する場合はNZeTAを申請する必要はない。

 NZeTAはWebサイトまたはモバイルアプリ(Android/iOS)から申請できる。Webサイトからの申請時は12NZドル(約840円、1NZドル=約70円換算)、モバイルアプリからの申請時は9NZドル(約630円)が必要となる。モバイルアプリはすでに提供が開始されており、スマホのカメラを使ってパスポートやクレジットカードを読み取らせる機能などを備えている。

 さらに、10月1日からは新たに観光税(IVL)も導入。ビザまたはNZeTA申請時に35NZドル(約2450円)を徴収する。

 例えばNZeTAを申請して入国する場合は、Webサイトからの申請なら合計47NZドル(約3290円)、モバイルアプリからの申請なら合計41NZドル(約3080円)が必要となる。

NZeTAの申請フォーム
申請時に35NZドルの観光税(IVL)も徴収