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関西空港や第3新東京市を再現。世界最大の屋内型ミニチュアテーマパーク「SMALL WORLDS TOKYO」発表会
東京・有明に2020年春オープン
2019年8月8日 12:23
- 2019年8月7日 発表
- 2020年春 開業予定
SMALL WORLDS(スモールワールズ)は8月7日、都内で制作記者発表会を開き、東京・有明に屋内型のミニチュアテーマパーク「SMALL WORLDS TOKYO」を2020年春にオープンすると発表しました。
オフィシャルパートナーとして関西エアポートやJAL(日本航空)などが決定しており、会場では1/35フィギュアやJALの飛行機のミニチュアなどが展示されました。
記者発表会ではまず、SMALL WORLDSの取締役副社長 福田太一氏が企画背景や施設の紹介などを説明。昨今ドイツやフランスなど欧米を中心にミニチュアテーマパーク人気が高まっていること、国内では手軽な都市型テーマパークの需要が増えていることが背景にあると述べました。
SMALL WORLDS TOKYOは「関西空港エリア」「スペースセンターエリア」「世界の街エリア」「美少女戦士セーラームーンエリア」「エヴァンゲリオン 第3新東京市エリア」「エヴァンゲリオン 格納庫エリア」「東京エリア(仮)」の7つのエリアで構成され、2時間強の所要時間で見てまわれるパークになる予定。
1/80サイズで精巧に作られたミニチュアの世界が先端のテクノロジーによって、飛行機が飛び立ったり、ロケットが発射したりと“動く”ことが大きな特徴となります。さらに3Dスキャンを使って来場者自身のフィギュアを作り、そのフィギュアを各エリアに置いて“住まわせる”ことができるというユニークな体験も可能です。
続いて登壇したSMALL WORLDS 代表取締役の近藤正拡氏からは施設概要などの説明がありました。
事前予約をしたゲストは、まず来場時間の目安が書かれた航空券のようなチケットを持ってパークに来場します。手荷物検査を受け保安検査場を通り、ガリバー化する出国ゲートをくぐってSMALL WORLDSへと旅立つ、というストーリー仕立ての入場になるのだそう。
最初に見るのが関西空港エリアで、ここだけで広さがなんと約600m 2 。ゲストはいろいろな視点や角度から関西空港の1日を楽しめます。ちなみにSMALL WORLDSは30分で1日が入れ替わり、近藤氏によると「この関西空港の一番の見せ場は、光り輝く夜景の風景です」のことでした。
続いてSMALL WORLDS 執行役員CMOの山田俊太朗氏からは、住民権付きフィギュア・プログラムの説明がありました。これは自分自身を3Dスキャンしたフィギュアをパークのエリア内に置いて楽しめるというもので、このようなチケットを順次販売していくそう。
第1弾は、8月9日から発売となるエヴァンゲリオン 第3新東京市エリアの「第3新東京市に、住む」。これは年間パスポート付きとなっています。
この日はエヴァンゲリオンの著作権管理会社であるグラウンドワークスから代表取締役の神村靖宏氏が関係者として来場し、急遽“応援演説”として登壇。神村氏は「何度か足を運んで現場のミニチュア制作風景を拝見しましたが、『えっ、これを再現するんだ!?』と驚きの連続です。素晴らしいものになっていますので、第3新東京市のミニチュア、ぜひご期待いただければ」とエールを送りました。
この「SMALL WORLDS TOKYO」では、展示フロアでの飲み物片手での鑑賞が可能で、展示を見終わったあとの別のフロアにはレストランもオープンする予定です。そして、東京・有明を皮切りに2022年には沖縄での開業がすでに決定。中国やアジア各国への進出も計画中とのことです。なお、入場料や年間パスポートなどの料金は未定です。
「SMALL WORLDS TOKYO(スモールワールズ TOKYO)」概要
開業日: 2020年春予定
所在地: 東京都江東区有明1−3−33 有明物流センター内
延床面積: 8076.84m 2
Webサイト: SMALL WORLDS(スモールワールズ)
© SMALL WORLDS. Inc