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鉄道係員に対する暴力行為に飲酒との相関関係、2018年度は630件発生
2019年7月8日 16:02
- 2019年7月8日 発表
大手私鉄やJR各社など鉄道会社35社局は、2018年度に発生した駅係員や乗務員などの鉄道係員に対する暴力行為の件数を集計し、公表した。
発表によると、2018年度の発生件数は630件だった。前年比26件減で、減少傾向にはあるものの、依然として多くの暴力行為が発生している。
加害者の約53%が酒気を帯びており、月別では4月と10~12月、曜日別では週末、時間帯別では深夜に発生することが多く、飲酒との相関関係が見られるとしている。
こうした状況から、各鉄道事業者では暴力行為防止ポスター「人をぶっちゃダメなんだよ。」を共同で制作し、7月12日~9月11日にかけて駅構内や列車内に掲示する。