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ハワイ島で撮影されたm-floの新曲「EKTO」のミュージックビデオ公開

2019年6月24日 公開

(左から)ハワイ州観光局 営業部長の寺本竜太氏、m-floの☆Taku Takahashi、LISA、VERBAL

 2019年7月7日にメジャーデビュー20周年を迎える音楽ユニット「m-flo」が、ハワイ島を舞台に撮影した新曲「EKTO(エクト)」のミュージックビデオ(MV)をYouTubeで公開した。

 6月24日に都内で開催された発表会では、VERBAL、☆Taku Takahashi、LISAのm-floの3人とともにハワイ州観光局 営業部長の寺本竜太氏が登壇し、曲作りやMV撮影の裏側を紹介した。

 VERBALによれば、曲名の「EKTO」の由来は「エクトプラズムを略したオリジナルワード。魂の叫びだったり思い出を天に向かって飛ばそうという意味を込めてこのタイトルにした」という。

 LISAは、「久々の私たちのバラードで、わりと内容がディープでシリアスなラブソングだけど、その中にVERBALのかっこいいラップも入っているので、クールなバラードになっている」と、曲調を説明。

 ☆Taku Takahashiは、「m-flo史上一番曲作りに時間がかかった曲。20年目のm-floがここからどういう形になっていくのかという意味では非常に重要な曲だった」と、こだわりが詰まっている曲であることを力強く語った。

ミュージックビデオの1シーン

 ハワイ島を舞台に2日間で撮影されたという同MVだが、撮影にあたってはハワイ州観光局が全面的にバックアップ。MVの感想として、寺本氏は「ハワイ島が持つ広大なスケール感を出してほしかった。そこと自然の持つエネルギーとm-floが持つ独特の音楽感がどんな風にハマるのか期待していたが、ものすごくいいグルーヴ感がリンクしている感じがビシビシ伝わってきて、正直、素晴らしい仕上がりで大満足」と述べた。

 ☆Taku Takahashiによれば、「2日間での撮影というと、普通は過酷になるが、そんなに過酷じゃなかった。岩場や海など、いろんなシーンを作るのに相当動かなければいけないが、ハワイ島だからできた」と振り返る。

「EKTO」のミュージックビデオ

 寺本氏は、「黒砂海岸や溶岩台地など、地球の鼓動を感じられるような地域で空撮も入れながら撮影いただいた。今回はマウナ・ロア山にお越しいただいたが、こちらも4000mを超える高低差で、1日でいろんな気候を体感できる」とロケ地となったハワイ島の魅力を語る。

 寺本氏によれば、ロケ地は「一般の観光客も行ける場所。観光局の立場からすると、あまり水際までは行かないでほしいが、自然をリスペクトしていただき、一定のルールを守って、現地の方々へのリスペクトを忘れないでお越しいただくのであれば、どのエリアにも入れる」という。

 寺本氏は、「羽田からハワイアン航空が週3便、成田からJALが週7便ということで、ハワイ島にダイレクトで入れるので、ぜひファンの皆さんにもお越しいただきたい。正直、年間160万人ぐらい日本人の観光客がハワイを訪れるが、ほとんどがオアフ島で止まってしまう。隣島が持つ魅力、とくにハワイ島を観光局では全面に押し出しており、ぜひこのパワーを体感していただきたい」と、ハワイ島への観光客誘致に注力していることを説明した。

 なお、EKTOを含む「mortal portal e.p.」は7月3日に発売される予定。全10曲入りのCDは1296円、EKTOのミュージックビデオを含むDVDとCDのセットが2160円。

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