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ハイアット、2022年までに国内に7つのホテルを開業

陰陽五行説をコンセプトにしたMICEパッケージ「ELEMENTS by Hyatt」開発中

日本ハイアット株式会社 代表取締役 副社長の坂村政彦氏

 ハイアット ホテルズ コーポレーションは5月20日、都内で「HYATT FAIR 2019」のレセプションを開催し、国内での今後の開業スケジュールを説明した。

 直近では、7月1日に「ハイアット プレイス 東京ベイ」(新浦安、362室)、今秋に「パーク ハイアット 京都」(70室)、今冬に「パーク ハイアット ニセコ HANAZONO」(約100室)がオープンする予定。

 その後も2020年春に「ハイアット リージェンシー 横浜」(315室)、2020年中に「ハイアット セントリック 金沢」(約250室)、「ハイアット ハウス 金沢」(約90室)、2022年に名称未定ながらアンバウンドコレクション by Hyattブランドのホテル(約120室)を富士スピードウェイ(静岡県小山町)の敷地内にオープンする計画。

 これまでにオープンしている13軒に加え、7軒がオープンする予定で、2022年までに合計で20軒のホテルを運営することになる。

 日本ハイアット 代表取締役 副社長の坂村政彦氏は、レセプション冒頭のあいさつで、「ハイアットでは、さまざまなお客さまの多種多様なニーズに細やかにお応えするため、世界中の主要都市やリゾートに、さまざまなタイプのホテルブランドを取り揃え、それぞれのカテゴリーにおいて、最もプレミアムなホテルとなることを戦略として展開している」と語った。

 同氏はまた、「現在、新しいMICE(Meeting、Incentive、Convention/Conference、Exhibition)パッケージとして、東洋の陰陽五行説をコンセプトにした『ELEMENTS by Hyatt』という商品を日本を含むアジア太平洋地区向けに開発中です。これは、ハイアットのフルサービス・ホテルブランドを提供するMICEパッケージであり、近日中にプレスリリースする予定」と述べ、MICE事業に注力していく姿勢を示した。

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