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ピーチとバニラエア、チェックインカウンターを那覇空港の際内連結ターミナルに移転。井上社長「『気軽過ぎる空の旅』で沖縄に誘引」

2019年3月18日 移転

ピーチとバニラエアが那覇空港のチェックインカウンターを際内連結ターミナルに移転した

 ピーチ(Peach Aviation)とバニラエアは3月18日、同日供用が始まった那覇空港の際内連結ターミナルにチェックインカウンターの機能を移転した。今後は、国内線/国際線ともに新エリアの3階でサービスを行なう。

 なお、移転に合わせてピーチは那覇空港での搭乗手続きの締め切り時刻を変更している。国内線は従来(3月17日まで)「出発時刻の25分前」としていたが、18日からは「出発時刻の30分前」となった(バニラエアは以前から30分前)。

ピーチの移転後のカウンター位置。バニラエアはこの隣
移転後のチェックインカウンター。天井から「A CHECK-IN」のフラッグが下がっているところにある
ピーチのセルフ端末
バニラエアのセルフ端末

 移転の当日、両社のチェックインカウンターが並ぶエリアで記念セレモニーを実施した。ピーチ 代表取締役CEO 兼 バニラエア 代表取締役社長の井上慎一氏は、バス移動が必要だったLCCターミナルから他社と同じターミナルビルに移転したことの利便性を強調、「これまで、2社累計で630万人の皆さまに利用していただいた。この利便性の向上で、『気軽過ぎる空の旅』をお楽しみいただいていたお客さまを、さらに沖縄に誘引する起爆剤になるのでは」と述べ、期待感を表現した。

カウンター前でセレモニーを実施
Peach Aviation株式会社 代表取締役CEO 兼 バニラ・エア株式会社 代表取締役社長 井上慎一氏
ピーチとバニラエアのCA(客室乗務員)に囲まれる井上氏(中央左)。ピーチがチームスポンサーを務める卓球Tリーグ「琉球アスティーダ」所属の江宏傑(ジャン・ホンジェ)選手(中央右)も駆けつけた

 式典後、場所を41番(41B)ゲートに移して、井上氏と琉球アスティーダの江宏傑選手、両社のCAが搭乗橋で機内へ向かう利用者とハイタッチ。台湾・高尾行きMM933便を見送った。

 見送り終えた井上氏に新ターミナルの印象を尋ねたところ、「やっぱり新しいのはいいですよね。改めて気合いが入りますし、思いを新たにして、沖縄を拠点に発着する便を頑張っていきたいと思います」と述べて、6月から再開する那覇~成田線や那覇~香港線などで強化される沖縄路線にますます力を入れていくという決意を表明した。

41番ゲートから出発する台湾・高尾行きMM933便を井上氏らが見送った
ピーチの台湾・高尾行きMM933便は、162名(うち幼児2名)を乗せて滑走路へ向かっていった
ターミナルの案内図(クリック後、左上のボタンで拡大表示)