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NEXCO東日本、2019年最初の定例会見。毎週開催のアクアライン見学会やSA/PAの新メニューコンテストを説明
2019年1月16日 19:43
- 2019年1月16日 実施
NEXCO東日本(東日本高速道路)は1月16日、2018年度8回目の定例会見を開き、新年(2019年)以降の取り組みなどについて紹介した。
登壇したのは代表取締役社長の小畠徹氏、取締役兼副社長執行役員 管理事業本部長の遠藤元一氏、取締役兼常務執行役員 サービスエリア事業本部長の萩原隆一氏。
既報のとおり、1月16日から東京湾アクアライン(CA)の海底トンネルの見学会が実施されている(関連記事「NEXCO東日本、東京湾アクアラインの海底トンネル見学会を2019年1月から毎週実施へ。参加費は大人1000円」)。
小畠氏は本見学会について、「建設技術や維持管理などを知ってもらう目的で、これまでは『サマーフェスティバルin海ほたる』で限定的に年1回開催してきたが、2018年度は250名の定員に20倍の応募があったり、避難トンネルが映画『シン・ゴジラ』に登場したりと社会的な関心が高く、好評な見学ツアーを個人・団体でも参加してもらえるように実施を決定した」と説明。初回は午前・午後とも満員だったという。
開催は毎週火曜~金曜の午前と午後(週8回)で、火曜と水曜は個人(各回定員20名)、木曜と金曜は団体向け(各回20~50名)となっている。参加費は大人が1000円、子供(小学3~6年生)が500円。
海底トンネル入口から緊急避難通路まで入ることができるのはもちろん、世界最大の海洋土木工事である海ほたるの施工当時の映像を視聴できるほか、トンネルを掘り進んだ「カッターフェイス」や「アクアライン専用消防車」などの見学を行なう。参加には事前予約が必要で、詳細は公式Webサイトをご覧いただきたい。
なお、NEXCO東日本の旅行部門が同社主催のバスツアーを実施しており、2月8日と28日に東京駅発、2月15日と3月14日に品川駅発、3月8日に横浜駅発などが予定されている。
老朽化したトイレや店舗の改装のためリニューアル工事を実施している東京湾アクアラインの海ほたるPA(パーキングエリア)は、4月20日にグランドオープンを迎える。1階エントランスと5階の店舗が全面改装となり、洋食、回転寿司、テーマ型カフェが開業するほか、アクアライン建設当時の様子などを没入感のある映像で体験できるシアター「うみめがね」もオープンする(関連記事「NEXCO東日本、東京湾アクアライン 海ほたるに新しいフードコートを11月15日オープン」)。
毎年恒例の「新メニューコンテスト」は、2018年度は「#フォトジェ肉(にっく)」をテーマに実施中。同社管内のSA(サービスエリア)/PAが「上限1200円」「ワンプレート」「地元食材を使った肉料理」「SNSにアップしたくなる見栄えと彩り」を条件に新メニューを開発、2018年10月15日から2019年5月末まで販売を行なう。
すでにブロック大会を勝ち抜いた地域代表11品目が決定しており、これに前回大会優勝の友部SA(上り)を特別シードに加えた12品が2月28日の決勝大会に臨み、新メニュー121品目の頂点を決める。
なお、会見後の質疑応答では外環道(東京外かく環状道路)の残りの都内区間の進捗について説明があり、東名高速道路側からのシールドマシンが年明けから掘進を開始しており、関越自動車道側の大泉側本線は1月26日に発進式を行なう。
【お詫びと訂正】初出時、「バスツアーの募集は終了」と記載しておりましたが、終了していたのは1月17日実施分だけでした。お詫びして訂正いたします。