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「観に来るよりも歌い踊る感覚で」と昆夏美さん。2年振りに開催する「ディズニー・ハワイアンコンサート2019」制作会見

映画「リロ&スティッチ」や「LAVA」のオリジナルシンガーも参加

2019年1月16日~24日 開催

「ディズニー・ハワイアンコンサート2019」の制作会見が行なわれた

 ディズニー&ハワイラバーに大人気のトロピカルコンサート「ディズニー・ハワイアンコンサート」の制作会見が12月7日に都内で行なわれた。

 2017年2月にスタートし、全国7か所8公演で1万2000人を動員した前回から約2年。「ディズニー・ハワイアンコンサート2019」が2019年1月16日から24日にかけて全国6か所7公演行なわれる。

カジュアルにありのままでOK、約2年振りに人気コンサートを開催

前回の「ディズニー・ハワイアンコンサート」の様子(写真提供:ディズニー・ハワイアンコンサート)

 ハワイを代表するシンガーやダンサーのパフォーマンスで目と耳でハワイの香りを感じられると同時に、ハワイ最高峰のフラの師匠クムフラによる本場の振り付けで観客もフラを踊りながらディズニー・ミュージックが楽しめることが大きな特徴だ。

 ディズニー・ミュージックでフラを踊ることはフラの世界ではとても珍しいことであり、かつ日本のフラ好きの人々に新たな楽しみ方を提案する機会にもなっている。

 制作会見では、ハワイ島コナ出身の兄弟デュオ キナ&カラニ、ディズニー映画「美女と野獣」(プレミアム吹替版)のベルを演じた昆夏美さん、ナニワの高速ウクレレ少年として話題沸騰中の近藤利樹さんがステージに。

 近藤利樹さんは「メインストリート・エレクトリカルパレード[ディズニーランド]」をウクレレで演奏。コストコでウクレレと出会ったことや、「メインストリート・エレクトリカルパレード[ディズニーランド]」の演奏は細かい音が間に挟まれており難しいため頑張っている自分を公演で見てほしいなど、小学6年生らしい笑顔あふれるトークを繰り広げた。初参加となるため「自分も観客も楽しめるステージにしたいです」とも話してくれた。

おなじみのテーマをウクレレで奏でながら笑顔を見せる近藤利樹さん
トークでは会場を笑いの渦に巻き込んだ

 2017年の初年度も参加したキナ&カラニは、東京ディズニーランドの「ミッキーのレインボー・ルアウ」の楽曲を手がけた総合プロデューサー アーロン・サラ氏から前日に渡された「アンダー・ザ・シー[リトル・マーメイド]」のハワイアンバージョンの伴奏でフラを披露。楽曲が流れ、フラが始まった瞬間にまるでハワイにいるような雰囲気に。

「コンサートでは、ハワイの目には見えない不思議な魔法やパワーとディズニーの音楽が出会います。その素晴らしさをステージで表現できたらと考えています。前回、まるで観客の皆さんが僕らの家に遊びに来たような心地よさと、同じ時間を分かち合いつながっている感覚がありました。皆さんが僕たちの文化を好きになってくれて本当に感動しました」とコメント。

 今回の公演に関しては「ハワイ人は皆さんが大きな声を出してくれると張り切って、さらによい仕事をしますので、ぜひ大きな声で返事したり歌ったりしながら参加してください。静かにじっとしている必要はありませんので、フラを楽しみ、カジュアルにありのままの自分で! 僕ら自身が観たい&聴きたいコンサートに仕上がっていますので、当日をお楽しみに」とアピール。

 またMCからの「ハワイのおすすめメニューは?」との問いには「ラウラウは現地で食べてほしいです! 豚肉や牛肉、鶏肉にお魚と全部入りで、タロイモの葉とティーリーフで包み時間をかけて仕上げるんですよ」とカラニさん。キナさんも伝統的なメニューではないけれどと前置きしつつも「フルーツとホイップクリームがたっぷりのパンケーキは朝食に外せないのでぜひ!」と答えてくれた。

キナ&カラニはフラを披露
波やバブルなどをゆったり表現しながら、会場を癒しの空間に
トークでは兄弟ならではの息のあったトークでハワイとコンサートの魅力を伝えた

 ラストは初参加の昆夏美さん。「美女と野獣(ハワイアンバージョン)[美女と野獣]」を伸びやかな歌声で歌いきった。今回の楽曲はハワイアンバージョンとなっており、波やビーチ、ゆったりとした雰囲気が漂う印象だったが昆夏美さんも「波の音が聞こえてくるような優しいアレンジで、温かな時間が流れていると感じました」とコメント。

 また、「今まで、さまざまなバージョンを歌ってきましたが、今回もウクレレなどが加わり楽曲が新たに生まれ変わるのを目の当たりにしました。自分も寄り添えればと思いながら歌いました」とのエピソードも語ってくれた。

 トークでは、ハワイは訪れたい場所ナンバー1ながら、まだ行ったことがないので近々行きたい!と話しつつ「ハワイは世界中の人々が癒しを求めに訪れる場所という印象があります。ハワイのそのような空気が感じられるパフォーマンス、ハワイとディズニーならではの音楽あふれる公演になると思います。参加型ということですので、歌ったり踊ったりする場になるかと。観にくるというよりも歌い踊りにくる感覚でいらっしゃると、さらに楽しい時間になると思います。私自身も初めてですので、そのような参加型を一緒に楽しみたいと思います」と話してくれた。

昆夏美さんが「美女と野獣(ハワイアンバージョン)[美女と野獣]」を歌い上げた
浜辺にいるような、新たな楽曲の一面を耳で楽しむことができた
トークではスマイルでハワイへの思いや公演への意気込みを語った

「ディズニー・ハワイアンコンサート2019」は、本場ハワイの代表的なミュージシャンやシンガー、フラダンサーが多数出演する部分も大きな見どころ。

 ディズニー映画「リロ&スティッチ」の「リロの歌」や「ハワイアン・ローラーコースター・ライド」のオリジナルシンガーであり、クムフラとしても大人気のマーク・ケアリイ・オホマル氏。そしてディズニー/ピクサー短編映画「LAVA」の楽曲「南の島のラブソング」のオリジナルシンガー ナプア・グレイグ氏をはじめ歌声を聴いた瞬間に映画の世界へ訪れることができる時間も。ディズニーホテル「アウラニ・ディズニー・リゾート&スパ コオリナ・ハワイ」のショーなどを手掛けるアーロン・サラ氏も音楽監督兼ピアニスト&シンガーで参加とファンにはたまらない。

 さらに、ミス・アロハ・フラ2016 カイウラニ・カー氏にハワイの実力派ミュージシャン ショーン・ピメンタル氏、ザニック・リンゼイ氏、カムエラ・キモケオ氏らも集結。フラ&ハワイアン・ミュージックラバーも必見のキャストだ。

 チケットは現在発売中で全席指定S席(9500円)、A席(8500円)。日本の冬の寒さをハワイアン・ミュージックで優しく暖めてくれる「ディズニー・ハワイアンコンサート2019」へ、年明けに足を運んでみては!?

「ディズニー・ハワイアンコンサート2019」

1月16日:神奈川県民ホール(横浜)
1月18日:広島文化学園HBGホール(広島)
1月19日:神戸国際会館こくさいホール(神戸)
1月20日:日本特殊陶業市民会館フォレストホール(名古屋)
1月21日:福岡シンフォニーホール(アクロス福岡、福岡)
1月23日:Bunkamuraオーチャードホール(東京)
1月24日:Bunkamuraオーチャードホール(東京)

「ディズニー・ハワイアンコンサート2019」のメインロゴ(写真提供:ディズニー・ハワイアンコンサート)