ニュース
ビッグ5が空を駆け巡る、東京ディズニーリゾート35周年特別塗装機「JAL セレブレーションエクスプレス」就航
オリエンタルランド 上西社長も「一度必ず乗ってみたい」
2018年6月22日 16:16
- 2018年6月22日 就航
JAL(日本航空)は6月22日、東京ディズニーリゾート35周年“Happiest Celebration!”とタイアップした特別塗装機「JAL セレブレーションエクスプレス」の運航を開始した。この就航に先立ち、JALのメンテナンスセンターで就航記念イベントが行なわれた。
JALは、東京ディズニーランド開園以来35年間オフィシャルスポンサーを務めており、東京ディズニーランドでは「ミッキーのフィルハーマジック」、東京ディズニーシーでは「ブロードウェイ・ミュージック・シアター」に協賛している。
JALとオリエンタルランドの旅客機の塗装によるタイアップは2001年「JAL ドリームエクスプレス(2機)」、2013年「JAL ハピネスエクスプレス(6機)」、2015年「JALハッピージャーニーエクスプレス(4機)」の計12機で行なわれており、東京ディズニーリゾート35周年を記念した「JAL セレブレーションエクスプレス」は13機目となる。機材はファーストクラス5席、クラスJ 42席、エコノミークラス205席のボーイング 767-300ER型機(登録記号:JA612J)を使用している。
初便は羽田(12時15分)発~福岡(14時05分)着のJAL317便。今後はボーイング 767-300ER型機が運航する国内路線で2019年3月ごろまで運航を予定している。なお具体的な路線や便名については、運航前日の夕方にJALのWebページ「運行状況のご案内(国内線)」で公開する。
就航記念イベントであいさつをしたJAL 代表取締役社長の赤坂祐二氏は「東京ディズニーリゾートのキャラクターを描いた特別塗装機というのはこれまで12機作っておりまして、今回のこの機体の特徴は、塗装の片面にミッキーマウスやドナルドダックなどのディズニーのキャラクターが5人(ビッグ5)が描かれているというのは今回が初めてになります」と機体の特徴を紹介。「まさに35周年を記念するにふさわしいではないかなと思う」と述べた。
続いて登壇したオリエンタルランド 代表取締役社長兼COOの上西京一郎氏は、35周年の特別塗装がされた機体を背に「このJAL セレブレーションエクスプレスが日本中の空を駆け巡る姿を想像しますと、私も非常にわくわく感が醸成され、本当にうれしく思う。一度必ず乗ってみたいなと思う」とあいさつ。また東京ディズニーリゾート・アンバサダーの福本望氏もキャストを代表してお祝いに駆けつけた。
就航記念イベントでは、テープカットが行なわれ関係者ら全員で就航を祝った。
「JAL セレブレーションエクスプレス」の機内を公開。特別デザインのヘッドレストカバーや紙コップ、希望者には搭乗証明書をプレゼント
6月22日に就航した「JAL セレブレーションエクスプレス」。外観は、東京ディズニーリゾート35周年のロゴとともに特別なコスチュームを着たミッキーマウスとディズニーの仲間たちや、色とりどりのリボンが描かれ、祝祭感あふれる華やかな雰囲気。ディズニーのキャラクター5人(ビッグ5:ミッキーマウス、ミニーマウス、ドナルドダック、グーフィー、プルート)が揃って機体片面に描かれるのはオリエンタルランドとのコラボでは初となっている。
機内では、特別デザインが施されたヘッドレストカバーや紙コップを使用。紙コップは3種類のデザインになっている。そのほか子供向けにシールのプレゼントや、希望者には搭乗証明書(数量限定)も用意している。
(C)Disney