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国交省、福島県双葉郡の常磐線新駅「Jヴィレッジ駅(仮称)」の設置認可

Jヴィレッジの2019年春再開に向けJR東日本が申請

2018年3月28日 発表

JR東日本が申請した常磐線新駅「Jヴィレッジ駅(仮称)」の設置を国交省が認可

 国交省 東北運輸局は3月28日、JR東日本(東日本旅客鉄道)が申請していた常磐線の新駅「Jヴィレッジ駅(仮称)」の設置について認可したことを発表した。

 日本サッカー協会や福島県、東京電力などの出資で設立され、サッカーのナショナルトレーニングセンターともなっていたスポーツ施設「Jヴィレッジ」は、東日本大震災に伴う福島第一原発事故の影響で閉鎖され、原発事故の収束作業の拠点となっていた。

 現在では芝生の修復作業などが進められ、2018年7月からは一部施設の利用が再開される。そして、2019年4月の全面再開に向けて、直近に常磐線の新駅を設置。福島県浜通り地域の復興や、地元のにぎわい創出、利用者の利便性向上、交通渋滞の緩和、交流人口の増加などを目指す。

 新駅は広野駅~木戸駅間で、位置は福島県双葉郡楢葉町大字山田岡字下岩沢1番地2。楢葉町と広野町の町境付近への設置を計画している。