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鴨川シーワールド、ベルーガ展示施設「マリンシアター」をリニューアル。日本の水族館初の超音波可視化スクリーン設置

3月16日オープン

2018年3月16日 リニューアルオープン

鴨川シーワールドは、ベルーガのパフォーマンス展示施設「マリンシアター」を3月16日にリニューアルオープンする

 グランビスタ ホテル&リゾートが運営する鴨川シーワールドは3月16日、ベルーガ(シロイルカ)の特徴や水生適応能力を、担当者の説明付きで紹介する展示施設「マリンシアター」をリニューアルオープンする。

 マリンシアターのリニューアルでは、観客席のシートをより座り心地のよいものに変更。さらに、日本の水族館では初めてとなる、ベルーガが発する超音波を、水槽上部に新たに設置したスクリーンに波形としてリアルタイムに可視化できる設備を導入する。

 ベルーガは、「エコーロケーション」と呼ばれる、超音波を発して暗い海のなかでも位置の測定や物質の判定を行なう能力を持つ。通常期に1日3回行なわれる担当者による説明付きパフォーマンスでは、フラフープを抜ける際に超音波がどのタイミングで出ているかなどを知ることができるという。

 鴨川シーワールドは2017年9月より、ベルーガパフォーマンス展示施設の「マリンシアター」と併せて、水の一生をテーマにした「エコアクアローム」を耐震改修工事のために閉鎖していたが、両施設とも3月16日に再オープンする。

新しいマリンシアターでは、ベルーガが発する超音波を可視化するなど、その特徴や生態をより分かりやすく知ることができる