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ANA、全国の受験生の願い札と福岡空港の特大絵馬を太宰府天満宮に奉納
全国17カ所の空港や拠点から1万3271枚が集まる
2018年2月9日 19:48
- 2018年2月9日 実施
ANA(全日本空輸)は、受験生が願い札を掛けるための特大絵馬を全国の空港に設置していたが、この特大絵馬と全国17カ所から集めた願い札を、福岡県の太宰府天満宮に奉納した。
特大絵馬が設置されていたのは、新千歳(札幌)、函館、釧路、旭川、女満別、稚内、福島、富山、羽田、セントレア(中部)、関西(大阪)、神戸、福岡、長崎、鹿児島、那覇の16の空港と、鹿児島市内1カ所の合計17カ所で、受験生からの願い札を受け入れた。
2017年12月には、福岡空港に特大絵馬が設置された模様をお伝えしたが(関連記事「太宰府天満宮が福岡空港JAL/ANAカウンターに受験生向けの特大絵馬を設置」)、全国のANAの絵馬に掛けられた願い札の総枚数は、1万3271枚にのぼった。
奉納式には、ANA 九州支社長 宮川純一郎氏をはじめ、福岡空港所属のグランドスタッフらが参列した。14時に社務所を出発し、参道を経由して本殿に向かい、グランドスタッフの2名が願い札が乗せられた三方(さんぼう)を神職に手渡し、祭壇に運ばれた。
その後、ANAスタッフ一行は本殿内に進み、奉納式が始まった。本殿前にある「飛梅」は、1月中には花が咲く早咲きの品種だが、2月も中旬に差し掛かろうかというこの日も、かねてからの寒波の影響によって、まだつぼみは開いていなかった。
ANAスタッフ一同は本殿内に移動し、神職から修祓(しゅばつ)の儀など一連の奉納式を受けた。神職がまず特大絵馬、続いて着席しているANAスタッフに向き直って修祓の儀を行ない、続いて鈴祓いの儀で女性神職がANAスタッフに向かって鈴を鳴らした。最後に宮川氏が玉串を委ねられ、祭壇に向かって玉串拝礼を行ない奉納式が終了した。