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幻想的な氷の世界が広がる「2018 千歳・支笏湖氷濤まつり」が1月26日開幕
氷濤まつり40回記念イベント「支笏湖 青の祭」も同会場で実施、休日には花火の打ち上げも
2018年1月24日 18:58
- 2018年1月26日~2月25日実施
北海道千歳市に位置する支笏湖(しこつこ)で、毎年冬に実施されている「千歳・支笏湖 氷濤(ひょうとう)まつり」が2018年1月26日~2月18日の期間実施される。2018年で40回目を迎えることから、2月21日~25日まで青と白のライトアップに切り替えた「氷濤まつり40回記念イベント 支笏湖 青の祭」も実施。幻想的な氷のオブジェが2種類のライトアップで彩られる。
支笏湖 氷濤まつりは、千歳市の支笏湖に面する支笏湖温泉で実施される、冬の北海道を代表するイベント。夏に観光地としてにぎわう支笏湖の冬のイベントとして地元の人々が1979年に開始。期間中は例年、国内外から約26万人が来場する。
2018 千歳・支笏湖氷濤まつり
期間:2018年1月26日(金)~2月18日(日)
氷濤まつり40回記念イベント 支笏湖 青の祭
期間:2018年2月21日(水)~2月25日(日)
会場:北海道千歳市支笏湖温泉
開場時間:9時~22時(ライトアップ:16時30分~22時)
入場料:無料、任意で「氷濤祭り 支援金(ポストカード付き300円~)」を受付中
支笏湖は周囲約40kmの巨大なカルデラ湖で、水深約360mと日本で2番目の水深を持つ。環境省の水質測定で水質日本一に10年連続で選ばれており、「支笏湖ブルー」と呼ばれる青色の美しい湖面が見られる。支笏湖 氷濤まつりの会場にはこの透明度の高い支笏湖の水を、骨組みにスプリンクラーで吹き付けて氷像を制作。昼間に太陽の光を浴びるとオブジェが支笏湖ブルーに美しく輝く。
オブジェは大小約30基。中に入ったり遊んだりできる体験型の巨大なオブジェも多数あり、氷の巨大なスライダーやスケートのできるチャイルドリンクもあるなど、子供も十分楽しむことができる。
氷像はわずか13人程度の制作スタッフが11月ごろから長い時間をかけて準備。住民手作りの祭りとは思えない、ここでしか見られない幻想的な光景も多くあり、見応え十分だ。
16時30分~22時は会場全体がカラフルにライトアップされ、非常に幻想的な雰囲気に。極寒の仮想の世界に紛れ込んだような不思議な感覚で、非常に写真映えする世界だ。開催期間中の土・日・祝日には18時30分から「冬の支笏湖 花火の世界」と題した打ち上げ花火も打ち上げられる。
1月27日11時からオープニングセレモニーが実施され、土・日・祝日にはゲーム大会の実施や花やお菓子、飲み物が振る舞われるなどイベントも多数。2月11日17時からは「氷濤ダイナミックナイト」と題した和太鼓の演奏も実施される。
40回目を迎える今年は、氷濤まつりの期間後に「氷濤まつり40回記念イベント 支笏湖 青の祭」が2月21日~2月25日の期間で実施され、同会場のライトアップを青と白だけに付け替えた例年とは違う光景も見ることができる。この期間中の休日にも“青と白の花火”の打ち上げを予定しているとのこと。ただし、「支笏湖 青の祭」期間中は、会場内の軽食販売店やチャイルドリンク、アイススライダーは利用できないので注意。
「千歳・支笏湖氷濤まつりインスタグラムフォトキャンペーン」も1月26日~2月25日に同時開催され、「ちとせの観光:公式インスタグラム(@chitose_hokkaido )」をフォローし、氷濤まつり会場や支笏湖温泉街で撮った写真をハッシュタグ「#氷濤まつり2018」を付けてInstagramに投稿すると、抽選で10名に千歳の特産品がプレゼントされる。
千歳・支笏湖氷濤まつりの会場へは、新千歳空港からタクシーで約40分または、新千歳空港から支笏湖までの定期運行バスで約55分(1030円)。定期運行バスは行き4便、帰り4便の1日8便で、1月26日~2月25日の土・日・祝日に限り往復各1便が増便される。一般車の駐車料金は無料。また、会場に隣接する支笏湖温泉の各宿泊施設宿泊者は、札幌駅から片道500円で利用できる予約制の送迎シャトルバス「名湯ライナー」も利用できる。
以下、2017年実施時の写真で紹介する。毎年配置や内容は変更になり、今年は「支笏湖ブルーウェーブ」が新作として登場する。