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成田空港の出発ロビーでデジタルサイネージを搭載したロボットが自律走行

機内持ち込み制限品の案内や広告を表示しながら自走。1月15日~2月26日で有効性検証

2018年1月15日~2月26日 実施

成田空港第2ターミナルの出発ロビーで自律走行ロボットによる移動式デジタルサイネージの有効性検証を実施する

 NAA(成田国際空港)は1月15日から、第2ターミナル3階の出発ロビーで自律走行ロボット「Signage HOSPI(サイネージホスピ)」を使った移動式デジタルサイネージの有効性検証を実施する。

 パナソニックが開発した自立搬送ロボット「HOSPI」をもとに開発したもので、上部のモニターのほかに26インチの液晶ディスプレイを本体3面に搭載。

 保安検査場周辺における機内持ち込み制限品情報の周知、固定式サイネージの設置が困難な場所における情報発信、広告媒体としての活用の可能性など、情報訴求の可能性を検証。

 Signage HOSPIと固定タイプのデジタルサイネージ、それぞれに対する利用客の視線量を定量的に評価して注目度合いを比較し、サイネージロボットの価値評価手法の作成を目指すとしている。

自律走行サイネージロボット「Signage HOSPI」の有効性検証

実施期間:2018年1月15日~2月26日の土曜・休日以外
実施時間:10時~12時、14時~16時
実施エリア:成田国際空港第2ターミナル 3階出発ロビー

「HOSPI」概要

サイズ:630×725×1386mm(幅×奥行き×高さ)
総重量:211.6kg
最高速度:1m/sec

成田空港第2ターミナルの出発ロビーを自走する
視線比較のイメージ