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日本旅行業協会、「株式会社てるみくらぶ」の弁済業務保証金の還付は3.5%
2017年11月16日 14:44
- 2017年11月16日 発表
JATA(日本旅行業協会)は11月16日、旅行会社「株式会社てるみくらぶ」が3月27日に破産を申請し営業を停止したことを受け、てるみくらぶとの取引によって生じた債権を有する旅行者向けに支払われる弁済業務保証金制度について、10月31日に開催した弁済業務委員会で、今回申し出のあった1万643件、総額34億2059万948円が認証されたと報告した。
旅行者への弁済に使用される、てるみくらぶの弁済限度額は1億2000万円であることから、債権総額の3.5%を配当し、債権者への還付を行なう。
今後の流れとしては、11月17日に認証申出書を提出した債権者へ認証通知書を発送、12月22日に還付金を振り込む予定としている。
JATA 理事・事務局長の越智良典氏は、「今回の債権の認証については、あくまでもJATAに認証申し出をされて認証が認められた方に対して認証の通知を行なうものである」と強調した。申し立ての内訳などの詳細は別記事で紹介する予定だ。