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日本旅行業協会理事長、てるみくらぶ山田社長逮捕に「遺憾」。弁済は12月中支払いで最終確認中

再発防止制度を観光庁と協議

2017年11月8日 発表

 JATA(日本旅行業協会)は、3月27日に破産を申請した旅行会社「株式会社てるみくらぶ」の山田千賀子社長らが詐欺などの疑いで逮捕されたことを受け、志村格理事長の名前で「旅行業界から逮捕者がでたことは遺憾です。警察の捜査で事実が解明されることを望みます」とコメントを発表した。

 JATAでは未催行のツアーへの申し込みなどの債権を有する旅行者向けに、弁済業務保証金の手続きを進めており、12月中の支払いに向けて最終確認作業中とのこと。

 再発防止の制度については観光庁と協議を続けており、業界の信頼回復に努めたいとしている。