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京王電鉄、利用者1日に10万人以上の駅にホームドア整備

新線新宿駅は2018年度、渋谷駅は2019年度

2017年2月2日 発表

京王線新宿駅のホームドア

 京王電鉄は2月2日、1日の利用者が10万人以上の駅へホームドア整備を進めるとし、新線新宿駅、渋谷駅、下北沢駅、明大前駅の整備計画を発表した。

 今後の整備計画予定では、都営新宿線も乗り入れる新線新宿駅(新宿駅4~5番線)はすでにホームドア整備事業に着手済で、使用開始は2018年度となる。渋谷駅も同様に着手済みで使用開始は2019年度。下北沢駅は小田急線地下化工事に伴う改良工事完了後に着手する予定で、使用開始は2021年度。明大前駅は、現在進めている「京王線連続立体事業」に合わせて整備するため、時期は示されていない。

 現在までのホームドア整備状況として、国領駅、布田駅、調布駅、新宿駅(1~3番線)、吉祥寺駅が完了している。

 京王電鉄では、そのほかにも安全性向上の取り組みを実施、ホームからの転落防止対策では、内方線付点状ブロックをホームドア整備駅を除く全駅に設置したほか、列車非常停止ボタン、転落検知装置、転落防止柵も設置している。また、ホームベンチを列車の進行方向に向かって垂直に設置する取り組みも行なっている。