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太宰府天満宮、福岡空港のANA&JAL各カウンターに受験生の願いを掛けられる「特大絵馬」設置

太宰府天満宮から“出張”。航空会社が奉納を代行

2016年12月22日~2017年1月31日 設置

 福岡空港の国内線旅客ターミナルビルに受験生を応援するための特大絵馬が、12月22日に設置された。この特大絵馬は、福岡県太宰府市の太宰府天満宮によるもので、これから受験シーズン本番を迎える学生のため、“出張”スタイルの絵馬が福岡空港内に登場したかたちだ。

 太宰府天満宮は、「学問・至誠(しせい)・厄除けの神様」として全国から参拝者が訪れる場所であることから、受験シーズンを迎える全国の学生にとっても重要なパワースポットといえる。

 特大絵馬は、例年どおりANA(全日本空輸)とJAL(日本航空)それぞれのチェックインカウンター前に設置される。記入された願い札を掛けられるようになっており、1月いっぱいをめどに、利用客からの願い札をそれぞれの航空会社が太宰府天満宮への奉納を代行してくれる。

地元福岡県内の学生とJALとANAの社員が修祓式に出席

終業式を終えた学生も出席して修祓式が行なわれた

神職による玉串の礼拝から修祓式がはじまった

 福岡空港国内線旅客船ターミナルの到着ロビー前には、青と赤2つの特大絵馬が設置されていた。JALとANA双方の社員が両脇に整列し、正面には当日終業式を終えたばかりの学生が並ぶ。予定時刻の14時となり、太宰府天満宮の神職による修祓(しゅばつ)式がはじまった。

 式の最初に、ANA、JALの順に玉串を奉納する拝礼があり、そのあとに学生の代表者が祭壇に進み二拝二拍手一拝。その後、学生による願い札の掛け初めが行なわれて、修祓式が終了した。

一同一拝
神職が祭壇に向かい修祓の儀がはじまる
ANA側の出席者
JAL側の出席者
修祓式に出席した学生代表たちが自身の願い札に、その場で記入し、掛け初めを行なった

願い札の受け付けは2017年1月いっぱいまで

 チェックインカウンター前に設置された特大絵馬への願い札の受け付けは2017年1月31日までの予定。それまでに集まった願い札は、JAL、ANAそれぞれ太宰府天満宮に奉納される。

 1月を迎えて、福岡空港の利用者には受験生が家族にいる利用客もいるだろう。太宰府天満宮まで行けない場合には、この特大絵馬に願い札を書いてみてはいかがだろうか。

ANAは「春を勝ち取れ!! がんばれ受験生」の文字
ANAの絵馬。チェックインカウンター前に設置され、自由に願い札を書いて掛けられるようになっている
ANAの願い札はライトブルーの用紙を採用
JALは「受験生の皆さんを応援します」の文字
JALの絵馬。こちらもチェックインカウンター前に設置される
JALの願い札はさくら色の用紙を採用