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京都鉄道博物館、入れ替え展示スペースにドクターWEST「キヤ141」とSL「義経」を展示

ドクターWEST「キヤ141」: 2016年8月12日~13日 展示

7100形7105号機「義経」号:2016年8月14日~27日 展示

“ドクターWEST”総合検測車「キヤ141」

 JR西日本(西日本旅客鉄道)は、京都鉄道博物館の本館1階「車両工場」において、ドクターWESTの愛称で知られる総合検測車「キヤ141」と、蒸気機関車の7100形7105号機「義経」号を展示する。どちらも屋内スペースで見ることができる。

 総合検測車「キヤ141」は8月12日~13日に展示。線路の総合検測車で、電化・非電化を問わず走行可能。電気系統と軌道系統の検測項目を1編成2両で測定できるという。

 7100形7105号機「義経」号は8月14日~27日に展示。通常は扇形車庫の1番庫に展示となっているが、今回は本館の屋内で展示する。「義経」号は「車両工場」での展示の前、8月7日~10日も扇形車庫から出し、転車台やSLスチーム号横の留置線で展示し、車庫から出た状態で間近に見ることができるという。

蒸気機関車 7100形7105号機「義経」号

 今回展示となる「車両工場」と名付けられたスペースは線路が敷かれており、外部の営業線とつながる引込線を設置している。そのため、展示車両の入れ替えが可能。

 なお、京都鉄道博物館は、8月の開館時間を変更。8月31日まで無休となり、8月11日~16日の間は開館時刻を9時に変更、8月6日、7日、11日の閉館時刻は20時まで延長する。