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西武鉄道、三峰神社で絶景の雲海&星空観賞を目指す「夜行特急で行く秩父絶景ツアー」

8月10日、20日に出発、往路の列車内で星空観賞のレクチャー付き

2016年8月10日、20日 出発

三峰神社の雲海(2016年5月31日早朝)

 西武鉄道、サッポロビール、ビクセンは、深夜に池袋駅を出発し、西武秩父駅まで夜行特急で移動し、秩父・三峰神社で絶景の雲海と星空観賞を目指す「夜行特急で行く秩父絶景ツアー」の募集を開始すると発表した。8月10日または20日に出発し、旅行代金は8000円~1万3990円。ツアーの企画と実施は西武トラベル、西武鉄道、クラブツーリズム。

 夜行特急のツアーは2015年8月から2016年4月にかけて5回実施、好評だったことから今年も実施する。1回目の8月10日は水曜日だが、翌日の8月11日が今年から「山の日」の祝日として休みになることから設定された。2回目の8月20日は土曜日となる。

 2015年8月の雲海を鑑賞するツアーは、夜行特急内で飲み放題のビールがふるまわれたが、今年の夜行特急内では、天体望遠鏡メーカーのビクセンの社員が星空解説や星座早見盤のプレゼントと使い方講座などを行なう。また、三峰神社では、雲海鑑賞までの間にスターパーティ(星空観賞会)を行なうように変更されている。ビールは8月10日出発分のみ、スターパーティ時に成人の希望者にサッポロ生ビール 黒ラベルの250ml缶がプレゼントされる。

ビクセンによる星空解説を聞きながら星空観賞体験を提供
三峰神社の星空(2016年4月29日ツアー時の様子)
朝食には秩父市の「ラパンノワール くろうさぎ」が本ツアーに合わせ、夏野菜を使用した特別メニューのパンを用意する予定

 ツアーは池袋駅を23時30分頃にレッドアロー号を使った臨時夜行特急で出発、高麗駅でトイレ休憩をした後、翌1時20分頃に西武秩父駅に到着する。その後、貸切バスに乗り換え、途中でトイレ休憩をはさんで3時頃に三峰神社に到着、スターパーティ(星空観賞会)、雲海鑑賞、ご祈祷、特別メニューのパンによる朝食となる。

 コースによって解散は異なり、8月10日出発分は往路のみとなるが、8月20日出発分は復路と秩父自由散策、または長瀞ライン下りと昼食が付いたプランが選択できる。8月10日出発分では夜行特急とバスに女性専用エリアを導入予定という。

 なお、天候によって雲海や星空の鑑賞ができない可能性がある。雲海発生率については、西武鉄道が「秩父地域の雲海情報」として発生率などを公開している。

ツアーのコースと旅行代金、申し込み先など