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「SEIBU KPP TRAIN」きゃりーぱみゅぱみゅ5周年×西武鉄道のコラボ列車が運行開始

きゃりーぱみゅぱみゅさんが「出発しんこー」

2016年6月4日 運行開始

「SEIBU KPP TRAIN」に乗車中のきゃりーぱみゅぱみゅさん

 西武鉄道は、きゃりーぱみゅぱみゅさんとのコラボレーションプロジェクト「きゃりーぱみゅぱみゅ5周年×西武鉄道プロジェクト」の一環として、きゃりーぱみゅぱみゅさんの世界観をラッピングした列車「SEIBU KPP TRAIN」の運行を6月4日に開始した。

SEIBU KPP TRAINの出発記念セレモニーを実施

 これに合わせ、きゃりーぱみゅぱみゅさんが「SEIBU KPP TRAIN」の「車掌」となり出発記念セレモニーが開催された。乗車は有料で参加費用は3000円。きゃりーぱみゅぱみゅさんは参加したファンとともに「SEIBU KPP TRAIN」に乗り込み、ファンと一緒に初運行を行なった。初運行が実施された区間は西武池袋駅から保谷駅までの区間。

西武鉄道取締役会長 後藤高志氏

 冒頭で挨拶した西武鉄道取締役会長 後藤高志氏は今回のコラボレーションについて「2015年に西武鉄道100年アニバーサリーを終え、次の100年に向けて走りはじめた。そこでちょうど今年、デビューから5周年を迎えるきゃりーぱみゅぱみゅさんとコラボレーションができないかと打診したところ、快く引き受けていただいた」とコメント。きゃりーぱみゅぱみゅさんが西武沿線の西東京市出身であることも今回のコラボレーションを決めた理由の一つという。

 後藤氏の挨拶が終わると、いよいよ、きゃりーぱみゅぱみゅさんを乗せた「SEIBU KPP TRAIN」がホームに入線し、車両から降りたきゃりーぱみゅぱみゅさんがステージに登壇した。

入線してきた「SEIBU KPP TRAIN」
「SEIBU KPP TRAIN」から降りたきゃりーぱみゅぱみゅさん

 きゃりーぱみゅぱみゅさんは、今回のコラボレーションについては「昔から西武線は乗っていたのでそんなゆかりのある電車が私色に染まっていてとてもうれしいなと思いました」「外観だけでなく内装もすばらしくて、とてもかわいいな、と思いました」などと語ったほか、車両の見所については「今回ベストアルバム『KPP BEST』を発売したのですが、その中で着ている衣装の写真が各車両にアレンジされていて、とてもかわいいです」と、その魅力を述べた。

「SEIBU KPP TRAIN」についてコメントするきゃりーぱみゅぱみゅさん
「出発しんこー」のかけ声で出発宣言
テープカットならぬ「テープノット」で、テープを結んで記念撮影

きゃりーぱみゅぱみゅさんを乗せ、SEIBU KPP TRAIN 出発しんこー

 その後、きゃりーぱみゅぱみゅさんが列車に乗り込み、11時57分に列車が池袋駅を出発、保谷駅までの初運行を開始した。列車の編成は10両。当日の参加者336名は2号車から9号車に分乗してイベントに参加した。

 列車内ではきゃりーぱみゅぱみゅさんが車掌を務め、東長崎駅と練馬沿線のアナウンスを実施したほか、参加者と一緒に駅アナウンスも収録。きゃりーぱみゅぱみゅさんの「SEIBU KPP TRAIN」というかけ声のあと、「出発しんこー!」と声を合わせた。収録した音声は後日、西武線各駅の構内アナウンスに使用されるという。

 保谷駅に到着すると、列車はいったん所沢方面にある車庫に進入して停車。きゃりーぱみゅぱみゅさんが2号車から順に車掌として参加者のチケットを拝見する「車内改札」を行なった。参加者が最も楽しみにしていた瞬間で、きゃりーぱみゅぱみゅさんは座席に座った参加者に手を振りながら、限られた時間ながらも丁寧に「改札」を行なっていった。

 改札が終わると列車は再び池袋駅に向けて出発し、13時16分に池袋駅に到着、イベントは終了した。

駅のホームの表示でもコラボレーションをアピールしていた
車内の様子。車両ごとにきゃりーぱみゅぱみゅさんの楽曲に合わせたアレンジがされている
きゃりーぱみゅぱみゅさんが登場して車内改札。きゃりーぱみゅぱみゅさんを間近に見られる貴重な機会でファンは感激していた

きゃりーぱみゅぱみゅさんのイメージでデザインされた「SEIBU KPP TRAIN」

きゃりーぱみゅぱみゅさんのイメージでデザインされた「SEIBU KPP TRAIN」
車内は1両ごとに違うアレンジがされている。注意表示など細かい表示もきゃりーぱみゅぱみゅ仕様
イベントを終え出発する「SEIBU KPP TRAIN」