週末駅弁

「帰ってきたぞ!ウルトラ幕の内」

昭和40年代の弁当をイメージした幕の内弁当

「帰ってきたぞ!ウルトラ幕の内」
弁当名「帰ってきたぞ!ウルトラ幕の内」
価格1000円
販売駅JR東日本 東京駅、新宿駅、品川駅、上野駅
購入場所JR東日本 東京駅構内 駅弁屋「祭」
購入日2016年1月14日

 JR東日本(東日本旅客鉄道)は、2月26日まで「JR東日本 帰って来たぞ!我らのウルトラマンスタンプラリー」を実施しています。これに合わせて、東京駅八重洲口のレストランゾーン「グランルーフ」と「グランルーフ フロント」の各店では「ウルトラメニュー大集合」を開催しており、これに関しては「東京駅でウルトラマンとコラボし“ウルトラ大きい”“ウルトラ辛い”“ウルトラヘルシー”を味わえる『ウルトラメニュー大集合』」でお伝えしたとおりです。本スタンプラリーに合わせて駅弁「帰ってきたぞ!ウルトラ幕の内」もNREから発売されていますので、紹介します。

 「帰ってきたぞ!ウルトラ幕の内」は、ウルトラマンが放送された昭和40年代に販売されていた弁当をイメージして作られた幕の内弁当です。1万5000個の限定生産となっており、掛け紙はスタンプラリーと同じ図柄で、ちゃんと円谷プロダクションの承認シールも貼ってあります。

 中身は日本人であれば、誰でも1度は目にしたことがある“生粋の幕の内”といった内容です。白米に梅干しのいわゆる“日の丸ご飯”にサケの塩焼き、卵焼き、一口とんかつ、ひじき煮、蒲鉾、コンニャク煮、にしん昆布巻き、きんぴら牛蒡、大根漬け、ニンジン煮、椎茸煮、インゲンが入っています。

「帰ってきたぞ!ウルトラ幕の内」は、白米に梅干しのいわゆる“日の丸ご飯”にサケの塩焼き、卵焼き、一口とんかつ、ひじき煮、蒲鉾、コンニャク煮、にしん昆布巻き、きんぴら牛蒡、大根漬け、ニンジン煮、椎茸煮、インゲンが入っています

 なお、弁当の蓋をあけると、おまけとしてウルトラマンのメンコも入っています。めんこの種類は3種類あり、ブラインドパッケージのため、蓋を開けるまでは何が入っているのかわかりません。なお、メンコの図柄は怪獣絵師の開田裕治氏が描いたものとのこと。

おまけとしてウルトラマンのメンコも入っています

 実際に食べてみると、すべての具材が“予想どおりの安心の味”です。特殊な味付けはなに1つなく、すべての食材が見た目どおりで、多くの人が1度は口にしたことがある懐かしい味でしょう。ただ、駅弁の老舗ともいうべき、NRE大増が手がけているだけあり、どの食材もバランスのよい美味しさです。特にサケの塩焼きは、普通の幕の内弁当では堅くなっている場合が多いですが、この駅弁ではふっくらとして脂が乗ったものが入っていました。ウルトラマンが好きで買う人も多いでしょうが、普通の幕の内弁当としても十分に楽しめる弁当といえます。量は大人であれば適量です。

白米に梅干しのいわゆる“日の丸ご飯”の弁当も少なくなった気がします
(編集部:柴田 進)