【イベントレポート】ツーリズムEXPOジャパン2015

カーたび機構、高速道路の割引や渋滞予測アプリを使った快適なクルマ旅を紹介

2015年9月24日~27日 開催

 日本観光振興協会、トヨタ自動車、NEXCO東日本(東日本高速道路)、NEXCO中日本(中日本高速道路)、デンソーコミュニケーションズ、JAF(日本自動車連盟)、ゼンリンデータコム、博報堂、都市農山漁村交流活性化機構らを中心に組織される「自動車旅行推進機構」、通称「カーたび機構」は、ツーリズムEXPOジャパン2015にブースを出展した。

 同機構は、クルマでの旅(=カーたび)を推進を目的に自動車、旅行、観光、道路に関連した企業や団体で組織される任意団体。会員のネットワークを活かして、業界の枠を超えてクルマ旅の楽しみや喜びを発信する目的で設立された。

 ブースには大きな日本地図が飾られ、各地域のお勧めの紅葉スポットを紹介するとともに、そこを訪れるのに便利な乗り放題商品であるNEXCO東日本の「ドラ割」や、NEXCO中日本の「速旅」を紹介。

 例えば、10月下旬~11月初旬に紅葉の見ごろを迎える宮城県鳴子峡を訪れるなら、東北6県で利用できる「2015東北観光フリーパス」。10月中旬に紅葉の見ごろを迎える岐阜県奥飛騨温泉郷なら、岐阜県で利用できる「『GoGo! G(ギフ)割』ドライブプラン」といった組み合わせで、割引の活用を紹介していた。

お勧めの紅葉スポットと、そこを訪れるのに便利なフリーパス「ドラ割」やドライブプラン「速旅」を紹介

 また、NEXCO東日本とゼンリンデータコムが共同開発した「ドラぷらアプリ」のデモも実施。同アプリは、Android用とiOS用の両方が提供されており、経路・料金検索や、NEXCO東日本の渋滞予報士による渋滞予測情報、リアルタイムの渋滞や規制情報などを参照できることから、クルマ旅への活用を提案していた。

 また、最新バージョンでは、渋滞時の追突注意ポイントや冬期の路面凍結ポイントといった“ヒヤリハット箇所”が近付いたときに音声で案内する「高速道路ヒヤリ通知」機能も実装されている。

「ドラぷらアプリ」。渋滞や規制のリアルタイムの情報だけでなく、1時間単位での従来予測も表示できるのが特徴
(編集部:多和田新也)