【イベントレポート】

【ツーリズムEXPO 2017】エジプト、イラン、チュニジアなど個性あふれる展示の中東ブース

2017年9月21日~24日 開催

豪華な古代神殿を思わせるエジプトブース

 9月22日~24日(一般公開日は23日~24日)に、東京ビッグサイトで開催されている「ツーリズムEXPO 2017」。東1ホールと東2ホールの中間くらいにある中東ブースでひときわ目を引くのが「EGYPTIAN TOURISM OFFICE」です。

 黒とゴールドの落ち着いた大人の雰囲気で、古代エジプト文明の絵が飾られていたりと雰囲気作りもバッチリ。ブースの両サイドには現地旅行代理店などのデスクが置かれています。エジプト観光の目玉だというナイル川クルーズの話を聞いていたら、大好きな少女漫画「王家の紋章」気分に!

エジプト神話に出てくるアヌビス神とホルス神がステージ横で見守っている
フォークロアダンスや陶芸ワークショップ、ヘナタトゥーが行なわれるステージ
考古省レプリカの展示タイムも見もの

 エジプトブースにはミニステージがあって、ここではフォークロアダンスやスーフィーダンスと呼ばれるタンヌーラショーなども行なわれます。なかでもお勧めは、インスタントタトゥーとして人気の「ヘナアート」。砂漠に生えているヘナという木の葉っぱを粉末にして水と混ぜたペーストで手足に色々な模様を描いてもらえます。せっかくなので私も「癒やしと加護のシンボル」ホルスの目を右腕に。大体1~2週間ほどもつようですが、その人の新陳代謝によって差が出るとのこと(代謝がいいとすぐ消える)。

ブースの両サイドはエジプト航空や旅行代理店などのデスク。さまざまなツアーやアクティビティを紹介している
ドリンクのサービスも。ハイビスカスにココナッツ、茶色いのはキャロブというイナゴマメから作られるジュース
ステージではヘナタトゥー体験(無料)ができる
手の甲にお花模様を描いてもらっていた人
私も右腕にホルスの目を描いてもらった!
象形文字で自分の名前をスタンプで刻むワークショップなども開催。プチギフトも

 各イベントスケジュールはブースでチェックしてみて! ちなみにヘナタトゥーは23日が16時30分~17時30分、24日は15時~16時となっています。

SNS映えするチュニジアブース

 チュニジア共和国大使館&観光局のブースは、地中海沿いにある青い海と白い壁で人気のシディ・ブ・サイドという街をイメージした女子ウケ間違いなしのステキな造り。いただいたナツメヤシを口に入れながら美しい写真を眺めていたら「よかったら衣装を着て記念撮影をどうぞ」と声をかけてもらいました。青いドアの奥が簡易的な更衣室になっていて、そこでチュニック風の民族衣装を羽織ります。ぜひともインスタ映えする白と青の街角で記念の1枚を撮ってみてください。

チュニジアンブルーがパッと目を引く
名産のデーツ(ナツメヤシ)が食べられる
民族衣装の試着体験も! 青が女性用、白が男性用
記念写真はこの青いドアの前で
アラブ文化の香るチュニジアブースへぜひ♪

砂漠の黄色とペルシャ湾の青をイメージしたイランブース

円筒形の建築物を模した造り

 黄色の壁で砂漠っぽい雰囲気を演出しているのがイランブース。こちらも両サイドに旅行代理店のデスクが置かれているので現地のツアー情報を収集することができます。ペルシア絨毯などをデパート価格よりぐっとお安いプライスで販売していたりも。掘り出し物が見つかるかも?!

現地ツアーデスクが並ぶ
いろいろ説明してくださいます
どうしても民族衣装が気になる
ピスタチオをつまみながら話を聞く
デパートで買うと1万5000円前後のものを1万円以下で販売している
ペルシア絨毯いろいろ
ゲシュム島の雑貨いろいろ
こちらはオマーンのBahwan Tourism LLCブース

 中東ブースにはないのですが、旅行会社ブースの方に小じんまりとしたイラントラベリングセンターがあったので最後にご紹介。首都テヘランから約900km南にあるシラーズ在住の日本人女性がイランのことを色々教えてくださいます。こちらも手織物など中東グッズが置いてあって見ているだけでも楽しい!

イラントラベリングセンター
フレンドリーなお二人がお待ちしています
イラン産の岩塩や手織物なども販売