【イベントレポート】ツーリズムEXPOジャパン2016
東北4県1市はそれぞれ趣向を凝らし、祭り、美人、地酒、果物などで“おもてなし”
5人組ガールズダンスユニット「あきたわんわん娘」が今イベントでデビュー
2016年9月27日 14:53
- 2016年9月22日~25日 開催
青森県は立佞武多の模型を展示
青森県は、立佞武多(たちねぶた)の1/5スケール模型を展示。実物が約23mの高さがあるので、縮小しても4.6mの高さがありかなり迫力がある。立佞武多は、明治中期~大正初期に五所川原市で行なわれていた伝統の祭り。青森のねぶたと構造は似ているが、高さが20m以上もある山車が特徴。その後、電線の普及により低くなっていたが、1996年に有志により元の高さのものが復元され、1998年から市内を練り歩くようになった。毎年8月4日から8日間開催されている。
岩手県では三陸を体験できる
岩手県は、「なまはげ」に似た鬼のような面をかぶった者が民家を回り戒める「スネカ」や「なもみ」などを紹介。地域によって名前や面が異なっている。ほかにも、NHKの連続テレビ小説「あまちゃん」で有名になった三陸の「北限の海女」のフォトスポットや琥珀採掘の体験、ホタテ絵馬体験、三陸鉄道のジオラマなどがあった。
秋田県ではダンスユニット「あきたわんわん娘」が大人気
秋田県のブースには全高5mの秋田県バルーンがそびえ立ち、遠くからも目立っていた。ブースはステージが中心で、ほとんどの時間帯はなんらかのイベントが行なわれていた。特に注目を集めていたのが、全員秋田県出身の5人組ガールズダンスユニット「あきたわんわん娘」。記念写真撮影やじゃんけんで犬耳カチューシャをプレゼントをしたり、ステージでダンスをするなどして盛り上げていた。あきたわんわん娘は、このブースでデビューとのこと。
福島県は地酒にフォーカス
福島県のブースは、酒蔵をイメージした作りで、地酒に大きくスポットを当てる展開。お酒の試飲はもちろん、お菓子などの試食もあった。ほかに、甲冑の着付け体験や、伝統工芸の「豆だるま」の絵付け体験、起き上がり小法師の絵付け体験も行なわれていた。