【イベントレポート】ツーリズムEXPOジャパン2016

JR東日本、JR北海道との共同ブースで実物大の北海道新幹線模型を展示。東北旅の魅力体験ブースも

2016年9月22日~25日 開催

実物大の北海道新幹線模型と北海道新幹線グランクラス車内で手伝いをするグランクラス専任アテンダント

 JR東日本(東日本旅客鉄道)と東北観光推進機構は合同で、日本エリア内に大きめのブースを構えている。またそのとなりには、JR東日本とJR北海道(北海道旅客鉄道)が共同ブースを出展している。

東北列車旅の魅力を体感

 JR東日本と東北観光推進機構の合同ブースは、東北の旅の魅力を満喫できる展開をしている。パネルでの解説や大きめのステージではもちろん、VRを使った祭りの疑似体験もできる。青森ねぶた祭、盛岡さんさ踊り、秋田竿燈まつり、山形花笠まつりの4つを体験可能。

 また、2017年5月1日からの運行を予定しているクルーズトレイン「TRAIN SUITE 四季島」のコーナーでは、実際に乗車するトレインクルーが解説してくれる。1泊2日~3泊4日の3コースが設定されていて、豪華列車で上野駅から東北各地を周遊する。

 このほか、ガラス張りの大型冷蔵庫で保管された豊富な東北地酒の試飲も用意されている。ほとんどが日本酒だが、ワインも数本だけだが用意しているとのこと。

JR東日本と東北観光推進機構の合同ブース。写真左側の面はステージになっている
美麗なパネルで東北の旅を訴求
お酒の試飲バーカウンターと女性スタッフ
試飲できる日本酒の一例
「列車で行く 東北の祭」360度のVR映像体験ができるコーナー
音と映像で現場にいるようなリアルな体験ができる
東北の祭の紹介パネル
特別列車関連の紹介パネル
最近デビューした特別列車関連の紹介パネル
東北の特別列車を路線図で紹介
英語での東北の路線と列車の紹介も
フォトスペース。東北地方のお祭りや伝統品などが使える
400円で回すがちゃが2台。どちらも内容は同じ
がちゃの内容は「みちのくフィギュアみやげ」
中身の見本はこんな感じ。なかなか精巧な作り
ネットサービス「東北探訪コンシェルジュ」の展示
お勧めスポットを複数選択し、最短のルートを検索することができる

青函トンネルを抜けたイメージの新幹線実物大模型

JR東日本はJR北海道の合同ブース

 JR東日本とJR北海道の合同ブースでは、北海道新幹線H5系10号車の実物大模型を展示。北海道新幹線が青函トンネルを抜け、初めて北海道に到達した場面をイメージした展示となっている。

 トンネルも半分再現していて、上を見ると実物同様扁額も再現されている。トンネルのサイズだけは展示エリアの都合で縮小サイズとはいえ、なかなかの迫力だ。模型の後ろ側では、実際の走行映像を放映している。

 また、タカラトミーの新幹線変形ロボ「シンカリオン」の展示もある。休憩中は展示のみ、動いて撮影などに応じてくれる時間もある。ほか、Googleストリートビューと同じ手法でグランクラス車内をウオークスルーで見ることができる展示もあった。これはネットでも公開中で、JR東日本の東北新幹線ページで実際に見ることが可能だ。

北海道新幹線H5系10号車の実物大の模型
裏側の運転席側からは、走行映像ムービーを見ることができる
北海道新幹線の解説パネル
グランクラス車内をウオークスルーで見ることができる展示
新幹線変形ロボ「シンカリオン」