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台北市政府観光伝播局、7月13日より訪台旅行キャンペーンを開始
ファミリーマートでは台北スイーツとドリンクを限定販売
2016年7月13日 21:30
- 2016年7月13日 キャンペーン開始
台北市政府観光伝播局は、7月13日に東京・原宿で記者会見を行ない、日本における観光地としての台北市の知名度向上と、個人旅行者の増加を目的とした訪台キャンペーン「Feel Taipei 台北の旅温度を感じる」を開始すると発表した。
お得な台北観光ツアー商品を発売予定
今回の訪台キャンペーンでは、世界的写真家で台湾でも人気のある蜷川実花氏、台湾出身の直木賞作家、東山彰良氏、ユナイテッドツアーズ、エバー航空とコラボレーションし、さまざまな施策を実施する。まず、東山彰良氏とのコラボレーション企画として、「懐旧、散策、美味、ショッピング、眠らない」という5つのテーマで、台北に対する想いを表現したエッセイを東山氏が書き下ろして発表した。
また、ユナイテッドツアーズは、8月以降出発のお得な台北観光ツアー商品を発売する予定。そして、そのユナイテッドツアーズが開催する台北ツアーの参加者に、各種限定グッズが入ったFeel Taipei限定ギフトパックがプレゼントされる。
この限定ギフトパックには、オリジナルガイドブックやポストカード、ネックピロー、ハンカチなどに加え、写真家の蜷川実花氏が撮影した、台北市花であるツツジの作品をデザインした限定記念イージーカード（悠遊カード、台北市内の地下鉄やバスなどで利用できる電子マネーカード）含まれる。
さらに、ファミリーマートは、台北市政府観光伝播局監修による台北スイーツ2製品「台湾式マカロン（ハニータイペイ）」と「ソルティーライチ」を、2016年7月19日より全国のファミリーマートで数量限定販売する。
台北のよさをアピール
発表会では、5つのテーマに沿って書き下ろしたエッセイを発表した東山氏が登壇し、台北市の魅力について説明した。
東山氏は、「台北は、観光地としての魅力は十分にあると思いますが、リピーターを増やすという点が問題だと思います」と語り、書き下ろしたエッセイでは、2度3度と台北を訪れた人が、新たな台北の魅力を感じられる地域を紹介する内容になっているという。例えば、東山氏が生まれ育った廣州街の近くにある「台北植物園」や、昔は日本酒の工場として使われていた建造物をリノベーションした「華山1914」といった施設を紹介しているそうで、「何度も台北を訪れるうちに、こういった所にも足を運んで、台北の魅力を感じてほしい」と語った。
続いて、台北駐日経済文化代表処の謝長廷氏が登壇。謝氏は「台北は、台湾の首都として、政治や商業の中心的な役割を果たすとともに、伝統と現代の共生、独自性と多様性を作り出しています」と、台北の位置づけを説明。そして、台北でお勧めの観光地として「迪化街」を紹介。「迪化街には、漢方薬や乾物の問屋が多く、レトロな建築物が建ち並ぶ、非常に見どころの多い場所なので、ぜひとも足を運んでください」と語った。
また、台北市政府観光伝播局の簡余晏氏も登壇。簡氏は、「台北には、観光してもらいたい古い街がたくさんあります。東山さんにも書き下ろしていただきましたが、夜市だけでなく、そういった古い街にもぜひとも足を運んでもらいたいです。蜷川さんには、台北の市花、ツツジの写真を撮っていただいて、その写真をプリントした特別なイージーカードも用意しましたので、そちらを使って台北を観光してください」と語り、今回のキャンペーンを通した台北の旅をアピール。
続いて、ユナイテッドツアーズ 海外旅行商品事業部 部長の下河辺善太氏が登壇し、今後発売を予定している台北旅行商品を紹介。ユナイテッドツアーズは、もともと台湾専門の旅行会社として1974年に発足し、台湾に強い旅行会社として認知されている。今回は、台北市政府観光伝播局とのコラボレーションで、全12コースのツアーを用意するという。
台北市政府観光伝播局お勧めの観光地に、駅から近い便利なホテルを組み合わせるとともに、日本から多くの台北便を運航しているエバー航空を使い、魅力的なツアーを用意したと説明。「まず、歩いて行けるファミリーマートで台湾スイーツを味わって台北を感じていただき、そのあとはお得なツアーで台北に足を運んでいただければと思います。百聞は一見にしかず、です。ぜひ台北に行きましょう」と、締めくくった。
今回のツアーの足となるエバー航空からは、日本支社 支社長のGary Wang氏が登壇。Wang氏は、「エバー航空は、現在日本で10カ所の就航地、毎週100便以上を運航しています。また、便利に旅行していただけるように、密集したフライトスケジュールを設けています。今回のテーマに沿って、10月には冬の旅行商品を発売する予定です。台湾人の心のこもったホスピタリティと親切さ、そして台北の異なる季節の美しさを体験していただければと思います」と、エバー航空を利用した台北旅行をアピールした。
国内のコンビニで台湾スイーツ2品が楽しめる
そして、台北スイーツ2製品を販売するファミリーマートからは、商品本部 加工食品・飲料部長の永井雄一氏が登壇。今回発売される台湾スイーツ2製品を詳しく紹介するとともに、「これら商品を全国のファミリーマートで販売することで、今回のキャンペーンを一緒になって盛り上げていきたい」と語った。
台湾式マカロン（ハニータイペイ）は、ピンクのマカロン生地に、ラズベリーを織り込んだソフトキャンディ「ヌガー」を挟んだオリジナルスイーツ。甘さを抑えるとともに、ラズベリーの酸味が感じられる、夏の時期にぴったりの商品という。また、台北の新しいお土産として期待している商品とのことで、既に台北で先行販売しているという。2個入りで販売価格は240円。
ソルティーライチは、台湾産のライチ果汁にライチの果肉をたくさん入れることで、ライチのみずみずしさと食感を楽しめるドリンクになっているという。また、塩を加えているのでさっぱりとした味が楽しめる点も魅力で、夏にぴったりの味わいだという。販売価格は208円。
