ニュース
AIR DOと三井住友カード、提携カード「AIRDO VISAカード」をスタート
通常よりもAIR DOポイントが多く貯まるカード
(2016/2/26 14:48)
- 2016年2月26日 発表
AIR DOと三井住友カードは2月26日、提携カード「AIRDO VISAカード」を発表した。AIR DOの会員サービス「My AIRDO」とポイント連携し、Webサイトから航空券の決済に利用すると、通常よりも多くポイントが貯まる。同日、記者発表会が開催された。
「AIRDO VISAカード」は3月1日より募集開始。既存の会員サービス「My AIRDO」では「AIR DOポイント」が提供されており、Webサイトから航空券購入と搭乗ごとに年間搭乗ポイントが付与されるが、AIRDO VISAカードではそれに加えて、カード特典の購入金額と搭乗回数のポイントも付与、さらに三井住友カードとしてのポイントも付与される。
また、カード入会時に一定のポイントが付与されるほか、開始を記念した入会キャンペーンとして、4月30日までに入会したカードを対象に、6月30日までのカード利用に応じたAIR DOポイント付与や、抽選で航空券やオリジナルグッズのプレゼントも用意される。
カードはゴールドとクラシックの2タイプ。さらにクラシックはカードのデザインが2種類用意され、シルバーカラーの通常の尾翼がデザインされたものとAIR DOのキャラクター「ベア・ドゥ」がデザインされたものから選択できる。
年会費はゴールドが初年度6480円、次年度以降1万2960円。クラシックが初年度無料、次年度以降1728円。
特典となるポイントは、My AIRDOの会員が2万円のAIR DO航空券をWebサイトから購入した場合は、AIR DOポイントが200ポイントなのに対し、AIRDO VISAカードで購入すると、通常の200ポイントに加えて、ゴールド会員は166ポイント、クラシック会員は133ポイントが追加で付与される。
また、入会時にはゴールドが300ポイント、クラシックが200ポイント付与され、Webサイト上でカード購入があった場合は1年に1回、ゴールドは200ポイント、クラシックは100ポイントが付与される。さらに、三井住友カードのポイントサービス「ワールドプレゼント」のポイントも付与され、すべてのカード利用に対して利用1000円ごとに1ポイントもらえる。
2016年夏には、ワールドプレゼントのポイントからAIR DOポイントへの移行サービスの開始を予定しており、その際はワールドプレゼント200ポイントAIR DOポイントの50ポイントへ移行できる予定。
AIRDO VISAカードの開始にあたり、AIR DOマスコットののベア・ドゥ、AIR DO代表取締役副社長 草野晋氏、三井住友カード 代表取締役兼専務執行役員 松田祐一氏が出席して記者発表会が開催された。
AIR DOの草野氏は「AIR DO初の提携カードで、多くのお客様よりご要望をいただいており、今般ようやく実現した。日常生活のなかでも、AIR DOをもっと身近に感じていただくとともに、サービス向上に資する。日常のカード利用でもポイントが貯まり特典航空券になる。新たな旅の機会を提供できると思っているので、多くの方々のご利用を期待している」と挨拶した。
三井住友カードの松田氏は「よく北海道に出張するが、AIR DOの便にはたいへんお世話になっている。AIR DOにはいろんな方々がいろいろ目的で乗ってるが、たくさんのお客様にご満足いただけるようなものだと自信を持っている」と挨拶。3月にリリースした理由として「新しい生活をスタートされる方々が多い時期と思って3月スタートとした」と説明した。
AIRDO VISAカードの初年度会員目標は1万人で、3年で3万人が目標。現在、会員サービスのMy AIRDOは約50万人の会員がいる。AIR DOの航空券は7割弱がWebサイトからの購入だが、それをさらに上乗せしたい狙いがある。また、三井住友カードはLCCを含む航空会社との提携カードの開始が続いてるが、特別に航空会社との提携に注力しているわけでもなく、単なる偶然だという。
カードのデザインにベア・ドゥを用意した理由として、AIR DOからの強い希望のほか、過去にAIR DOのWebサイトから三井住友カード加入を促すキャンペーンを行なった際、ベア・ドゥのぬいぐるみを賞品として用意したところ反応がよかったという事例もあったとしている。