ニュース

JRA、渋谷駅で「第83回日本ダービー」イベント5月23日~29日開催

オルフェーヴル等身大模型に騎乗など3つの体験コンテンツ

2016年5月23日~29日 実施

 5月29日に東京競馬場で東京優駿(第83回日本ダービー)が開催される。日本ダービーは3歳馬のみで行なわれるレースで、国内のほとんどの競走馬がこのレースでの優勝を目標にしているといってもよい。競馬の祭典と呼ばれるこのビックレースが近付き、競馬ファンならソワソワと落ち着かない日々を過ごしていることだろう。

 JRA(日本中央競馬会)では、この日本ダービーに先立ち5月23日~29日の期間、渋谷駅(東急百貨店東横店西館2階)のサンプリングスペースでイベントを開催する。日本ダービーに関する3つの体験コンテンツが用意され、ジョッキー気分が味わえるようになっているので、その様子をお伝えしたい。

第83回 日本ダービー 渋谷駅イベント

実施期間:2016年5月23日~29日
実施時間:12時~20時(29日のみ10時~18時)
実施場所:東急百貨店東横店西館2階 サンプリングスペース

渋谷のいたるところに日本ダービーの広告があり、京王井の頭線のホーム内もダービームード一色だ。ちなみに京王電鉄は、開催場所の東京競馬場の最寄り駅に行く京王競馬場線を運行している
京王電鉄の井の頭線へ乗り換えるときの通り道になる東急百貨店東横店西館2階のサンプリングスペースでイベントは実施されている

体験コンテンツ1「オルフェーヴルの等身大模型に騎乗!」

 1つめの体験コンテンツは、2011年の第78回日本ダービーで優勝馬となったオルフェーヴルの等身大模型に騎乗でき、記念撮影できるというもの。オルフェーヴルは皐月賞、日本ダービー、菊花賞を制したクラシック三冠馬で、2005年のディープインパクトに次いで三冠となった史上7頭目の競走馬だ。その強さの半面ヤンチャぶりも有名で、騎手を振り落としたり、デビュー当時はなかなか勝てない競走馬としての幼さを見せたりと、個性的な性質を持ち合わせていたためファンが多い。

 このオルフェーヴルの等身大模型に騎乗できるわけだが、自分で模型にまたがれるぐらいの身長であれば子供も騎乗可能とのことだ。ただし、乳幼児を抱いた状態で大人が騎乗することはできない。

コンパニオンさんにオルフェーヴルにまたがってもらい撮影。ある程度の身長であれば、子供でも騎乗できるとのこと
オルフェーヴルのバックにある歴代ダービー馬の一覧。今回で83回目となる日本ダービーの歴史を振り返ることができる

体験コンテンツ2「勝利ジョッキーとして号外に登場!」

 2つめは、騎手が着用する勝負服を着て、新聞の号外風パネルを使った撮影ができるというもの。パネルの右側には競走中の馬と騎手の写真に文章が添えられており、左側に空いた枠の中に入って撮影することにより、勝利ジョッキーとして号外に載ったような写真を撮ることができる。

号外風のパネルに入って撮影可能。ガッツポーズでも決めれば、気分は勝利ジョッキーだ。ちなみに左側の顔出しスペースの上の文字は……
このパネルに文字が1文字ずつが用意されており、これを使って写真の上に名前を入れてもらえる。濁点付きや小文字なども複数枚あるので、好みの名前を再現できる

体験コンテンツ3「ジョッキー力検定に挑戦して待ち受けやシールをゲット!」

 3つめは、ジョッキー力検定。体験者は馬の背中を模した台にまたがって上から落としてもらった鞭を掴むゲームを行なう。鞭の掴んだ位置でジョッキー力を計測、下の方を掴めば優秀、上の方であれば見習いジョッキーと評価される。このジョッキー力検定では、同時に撮影も行なわれている。スペースの背景は一面が緑色になっているため、クロマキー合成で騎乗シーンを作成できる。この騎乗シーンでまたがる馬は評価によって変わり、優秀ならダービー優勝馬に、見習いだとシマウマになってしまう。

ジョッキー力検定は落ちてくる鞭を掴んで4段階の評価をしてもらう。掴んだ位置が下の方なら高評価だ。バックが緑なのは騎乗場面として合成をしてもらうため。手前にあるカメラで、台にまたがっている様子を撮影してくれる
ジョッキー力検定をしている横ではPCを使って合成作業を行なっている。ジョッキー力検定の評価によって、ダービー優勝馬/サラブレッド/ポニー/シマウマ(!?)と騎乗馬が変わるため、できれば高評価を狙いたい
合成された画像は、会場内のモニタに表示されるほか、発行されるQRコードをスマートフォンで読み取れば、待ち受け画面やSNSなどに使える画像を入手できる。その場で印刷した騎乗姿のシールももらえる
ジョッキー力検定にチャレンジするともらえる冊子とシール。さらに日本ダービーのステッカーも付いてくる。冊子には日本ダービーに関連した情報が満載だ

(山本倫弘)