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東京ディズニーランド「ポリネシアンテラス・レストラン」の新ディナーショー、3月21日スタート
(2016/3/22 00:00)
- 2016年3月21日~2017年1月4日(予定)実施
オリエンタルランドは、東京ディズニーランドの完全予約制レストラン「ポリネシアンテラス・レストラン」で、新ディナーショー「ミッキーのレインボー・ルアウ」を3月21日からスタートする。開始に先立ち、3月18日に報道公開が行なわれたのでレポートをする。
東京ディズニーランドのアドベンチャーランドに位置する「ポリネシアンテラス・レストラン」(キッコーマン提供)はショーを楽しみながら、ゆったりと食事をできる全席完全予約制のレストラン。店内は、竹細工の椅子や、貝殻のシャンデリア、そしてトロピカルフラワーで飾られており、リゾート感たっぷり。そんな南国ムードあふれる空間で、ディズニーの仲間たちのとっておきのショーとポリネシアン風料理を楽しめるとあってパークでも絶大な人気を誇る飲食施設となっている。
東京ディズニーランド「ミッキーのレインボー・ルアウ」
開催場所:ポリネシアンテラス・レストラン
3月21日にアドベンチャーランドの完全予約制レストラン「ポリネシアンテラス・レストラン」のショーがリニューアル。新ディナーショー「ミッキーのレインボー・ルアウ」がスタートする。ミッキーマウスをはじめとするディズニーの仲間たちがポリネシア風に祝福するルアウ(ハワイ語でパーティーの意味)を開催し、ハワイ、タヒチ、ニュージーランド、サモアのポリネシアの島々のお祝いソングやダンスなどを通じて、さまざまな記念日をお祝い! ハピネスあふれるステージを披露する。
もちろん、ショーを楽しむゲストたちも途中から一緒にショーへ参加。美味しい食事だけではなく、ダンスや歌を通じて笑顔溢れる約65分間を楽しむことができる。ショーの上演は約50分間、1日4回開催予定(※時期により休演、または公演回数を変更する場合がある)。
レストランに入るとまず目に飛び込んでくるのがカラフルにデコレーションされたステージだ。今回のディナーショーに合わせてステージまわりもリニューアルされており、ミッキーのレインボー・ルアウのショーに合わせて虹色を思わせる南国の花々が散りばめられている。また、全員にプレゼントされる“クペエ”と呼ばれる手首などに巻くレイもショーに合わせてカラーを一新するなど随所にこだわりが。店内に一歩踏み入れるだけでカラフルな南国の世界へ行くことができる。なお、クペエは大切な人との絆や平和などの意味があり、腕にはめるだけでも存在感抜群のアクセサリだ。
座席はS席(大人4940円、4~8歳の子供3600円)、A席(大人4530円、4~8歳の子供3190円)、B席(大人4110円、4~8歳の子供2780円)の3種類があり、予約の際に席の選択が可能。S席がステージにより近いテーブルとなっている。
ショーが始まるまでは、ウェルカムドリンクで一息。「ポリネシアンテラス・レストラン」名物の“ポリネシアンパンチ”をゴクリ。マンゴージュースとぶどうジュースの2層になっており、ストローでゆっくり混ぜることで、よりトロピカルなテイストに変化する。子供向けには、オレンジジュースが用意されている。なお、ショーの間はソフトドリンク類がおかわり自由となっている。
ウェルカムドリンクとともにまずは前菜から。今回、前菜、メイン、デザート、すべてのメニューをディナーショー用に合わせ一新、ショーをイメージした料理や盛りつけとなっている。
前菜の盛り合わせは、サーモントラウトとアボガドのガトー仕立て、スウィートチリシュリンプ、チキンのフルーティーサラダ、ポテトサラダとビーツ、さっぱりサラダ系と海の幸がミックスされた爽やかな一皿だ。
ショーの“レインボー・ルアウ”にちなみ、虹をイメージしたデコレーションも鮮やか。上からラズベリーソース、トロピカルソース、ブルーベリーソースで虹を表現。滑らかなアボガドとサーモントラウトの相性も抜群で、口の中ですっと溶ける優しい口当たり。サラダなどは全体的にフルーツの旨味を活かしたテイストにも仕上がっている。
前菜が食べ終わる頃に柔らかなサウンドとともにショーがスタート。大きな虹を見たときの素晴らしさをゲストと一緒に味わいたいと今回の“レインボー・ルアウ”が開催されることとなったいきさつが説明される。そして「今日は、みんなでいろいろなお祝いをしようね!」とミッキーマウス、ミニーマウス、クラリス、チップとデールがステージに登場。ゲストそれぞれのお祝いを聞きに各テーブルへキャラクターたちが出発。お祝いごとがあるならば忘れずに名前を伝えよう。きっと素敵なサプライズが待っているはずだ。
今日、ここで出会えたことや、誕生日などそれぞれのゲストのお祝いごとを聞き出したキャラクター達がステージに戻り、どのお祝いを誰が担当するかを決定。出会い、記念日、誕生日などさまざまなハピネスを祝うことに。
ショーの合間にミッキーマウスのかけ声でお待ちかねのディナータイムに。メインディッシュのローストポークが各テーブルに運ばれる。粒マスタードソースとBBQ(バーベキュー)ソースの2種類で味の変化も楽しめるうえ、ボリュームたっぷりでジューシー。各ソースと絡めるとあっという間に完食してしまうほどの美味しさだ。ガーリックバターライスもガツンと食べごたえのあるテイスト。
もちろんデザートもトロピカルムードたっぷりの一品。大きめのココナッツプリンの上にはグラノーラ、まわりにはドラゴンフルーツとベリーのピュレがたっぷり。ビュレの中に浮かぶ、ぷるんとしたプリンと一緒に食べると、ひと口目からさまざまな食感やフレーバーが楽しめる。また、しっかりとしたココナッツプリンとピュレは、アサイーやバナナ的なテイストも感じられ、フルーツ感をじっくり楽しめるデザートだ。
キッズメニューもボリューム満点で、パークで思い切り遊んで空腹の子供達にはうれしい仕様。野菜類などもミッキーシェイプになっており、食べやすいように工夫されているなどディズニーマジックがここにも表れている。
前菜は海老と枝豆のタルタルソース、サーモントラウトのタルト、ポテトサラダ。メインはポークシチュー、シュリンプとマカロニサラダ、バターライス、玉子、温野菜と、食べやすいシチューにミッキーシェイプの温野菜に卵、海の幸がバランスよく並ぶ。デザートはミッキーシェイプのさっぱりとしたピーチゼリー。
ゲストがデザートに舌鼓をうつ頃、ショーが再開。黄色のお祝い“誕生日”からスタートする。また、チールギターの音色とともにウリウリを持ったミニーマウスたちが登場し、フラダンスを披露。ハワイの言葉で誕生日をお祝いし、レストラン全体がハッピーなムードに。
続いては、クラリスがタヒチアンキルトを持ってタヒチアンドラムの軽快なリズムとともにステージへ。“記念日”をお祝いすべく、自慢の歌声で幸せがずっと続くように祈りを込めて声を響かせる。
また、タヒチアンキルトの説明とともに、ミッキーマウスとミニーマウスが仲よくキルトに包まれる。それぞれの伝統的なお祝いに紐づく文化も知ることができるのもショーのポイントだ。
そして地鳴りのような力強い重低音と太いリズム、ニュージーランドの先住民族であるマオリの伝統楽器の“コアウアウ”のサウンドとともにチップとデールが登場。お互いに鼻と鼻をつけるマオリの挨拶“ホンギ”を披露し、“出会い”を祝福。リズムに合わせ振り回す“ポイボール”でアクロバティックな技術を魅せる。
そして、ショーのラストはミッキーマウス。レストランにいる全員でお祝いをすることに。サモアの伝統的コスチュームに着替えたミッキーマウスとダンサーが華麗にスラップダンスを舞い、ラストはゲスト全員立ち上がってダンスをするなど会場の盛り上がりは最高潮に!
同じクペエをして一つになれたことや、たくさんのお祝いができたことに喜び、みんなの幸せがもっと輝くようにミッキーマウスが魔法をかけると……。その内容は実際に体験してのお楽しみ。きっと心のなかに虹がかかるような感動的なシーンが訪れるはずだ。
なお、ポリネシアンテラス・レストランでしか会えない南国風コスチュームのミッキーマウスたちをはじめとするディスニーの仲間たちにも注目だ。ショーの序盤には、各テーブルに挨拶に来てくれるので、彼らとのふれあいを思う存分楽しもう。フリルが揺れてガーリィーな花柄ワンピースを着てリラックスムードあふれるミニーマウスに、バカンス気分のシャツ姿のミッキーマウスたちと触れ合えるので楽しみに席で待っていよう。
なお、このスペシャルなディナータイムを過ごすためには、東京ディズニーリゾート・オフィシャルWebサイト内の「オンライン予約・購入サイト」での事前予約が必要。希望する公演日の一カ月前から前日まで予約が可能だが、満席になり次第受け付けは終了となる。人気レストランのため混雑日は売り切れてしまうことも多いため、パーク来園日が決まったら早めに受け付けを済ませておこう。空席がある場合に限り当日モバイルサイトで予約ができる。また、ディナーのほかにランチショーも開催しているので、そちらのチェックもお忘れなく。
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