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JTB西日本、日帰りツアー「琵琶湖疏水船下りと桜鑑賞」を3月4日発売

桜を愛でながら産業遺産の水路を船下り。33年に一度御開扉の秘仏も

（2016/3/7 12:47）

2016年3月4日発売

　JTB西日本は、国内旅行キャンペーン「日本の旬京都・びわ湖・奈良」の特別企画として、日帰りツアー「琵琶湖疏水（そすい）船下りと桜鑑賞」を3月4日から発売する。

　琵琶湖疏水は、琵琶湖の湖水を京都へ流すために明治時代に作られた水路で水道、灌漑、水運などに用いられた産業遺産。この琵琶湖疏水で往時に活躍した疏水船を、「琵琶湖疏水船下り実行委員会」が観光船として復活させようと、2015年の春と秋に試行事業を実施した。復活した疎水船への乗船には、募集定員を大きく上まわる応募があり、大変な人気だったという。

　そこで同委員会とJTB西日本が協力し、桜並木を通り抜ける琵琶湖疏水船下りを目玉に据えた、2つの日帰りツアーを今春発売することになった。1つは京都の桜の名所であり、豊臣秀吉による「醍醐の花見」の地としても有名な醍醐寺を訪れるツアー。もう1つは石山寺・三井寺を訪れるツアーで、石山寺では今年が33年に一度の御開扉にあたる秘仏「本尊如意輪観世音菩薩」を拝観する。