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JR西日本、城端線と氷見線の観光列車「ベル・モンターニュ・エ・メール」を10月10月日より

フランス語の“美しい山と海”、愛称は「べるもんた」

2015年10月10日 運転開始

城端線と氷見線の観光列車「ベル・モンターニュ・エ・メール」

 JR西日本(西日本旅客鉄道)は7月31日、城端線と氷見線で運行する観光列車の名称と運転計画を発表した。

 名称は「ベル・モンターニュ・エ・メール」。城端線や氷見線エリアの特徴である“美しい山と海”をフランス語で表現したのであり、公式の愛称は「べるもんた」。車窓をアートと捉え、窓枠を額縁として楽しむ「走るギャラリー」がコンセプトとのこと。

車窓をアートと捉え、窓枠を額縁として楽しむ「走るギャラリー」がコンセプト。よく見ると、窓枠が絵画に使われる額縁のようなデザインになっている
「ベル・モンターニュ・エ・メール」のロゴマーク

 列車の前面に掲出されるロゴマークは、「美しい山と海」を分かりやすく表現。ゴールドの枠は窓枠を表し、車窓から見える山と海をシンボリックに描かれている。「Belles montagnes et mer」の文字で、城端線・氷見線を結ぶレールと、旅で訪れた土地と旅人の心を繋ぐ架け橋をイメージしている。

 全車指定席の快速列車として運転され、乗車券のほか指定席券(520円)が必要。

 決定している運転日は10月10日~2016年2月28日の土日(1月2日~3日は運休)。運転ルートは、土曜日は北陸新幹線と接続する城端線 新高岡駅を出発し、氷見線氷見駅の間を2往復(氷見駅から高岡駅方面に向かう「ベル・モンターニュ・エ・メール4号」は高岡駅止まり)。停車駅は新高岡駅、高岡駅、伏木駅、雨晴駅、氷見駅。日曜日は城端線 高岡駅から新高岡駅を経由して城端駅を2往復する。停車駅は高岡駅、新高岡駅、砺波駅、福野駅、福光駅、城端駅。なお、城端駅からは五箇山や白川郷に向かう「世界遺産バス」に接続する。

「ベル・モンターニュ・エ・メール」の運転日
「ベル・モンターニュ・エ・メール」の運転時刻
「ベル・モンターニュ・エ・メール」と北陸新幹線の接続について
(編集部:柴田 進)