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羽田空港国際線ターミナル~目的地間のルート案内を4カ国語で行なえる「TIAT ROUTE MASTER」

ジョルダンのルート案内サービス「乗換案内Visit」と連携

2015年4月30日 提供開始

「TIAT ROUTE MASTER」

 羽田空港国際線旅客ターミナルを運営する東京国際空港ターミナル(TIAT)は4月30日、ジョルダンが提供する「乗換案内Visit」と連携して、羽田空港国際線旅客ターミナル~目的地間の移動経路を検索するサービス「TIAT ROUTE MASTER」を、羽田空港国際線ターミナルWebサイト内に開設した。

 「TIAT ROUTE MASTER」サービス(http://www.haneda-airport.jp/inter/access/accessfinding.html)は、羽田空港国際線ターミナル~目的地間を、鉄道、モノレール、バスなどを使って移動するための経路を調べられるサービス。訪日外国人の利用を想定し、日本語のほかに英語、簡体字中国語、繁体字中国語、韓国語の計4カ国/5言語で検索結果を表示可能。同システムには、ジョルダンが4月23日に発表した訪日外国人向けルート案内ソリューション「乗換案内Visit」(http://www.jorudan.co.jp/company/data/press/2015/20150423_visit.html)を利用している。

 目的地の設定は、駅やバス停はもちろん、観光地やホテルなどを検索して入力できる。また、登録されている施設やスポットをリスト表示し、そこから選択することも可能。出発時刻または到着時刻なども指定できる。このほか、成田空港へのアクセスについては、独立したメニューを用意。ホテルや観光地などの施設を目的地とした場合の検索結果には最寄り駅からのルートを記した地図も表示される。

 東京国際空港ターミナルでは今後、車いすやベビーカーを利用する人がストレスなく移動できる最適経路検索や、空港からの定額運賃タクシーの案内、ターミナル内の移動ナビゲーションなどの機能強化を予定している。

「TIAT ROUTE MASTER」の英語版
PC版の検索結果。右は英語版による検索結果で、都庁前駅からワシントンホテルまでの経路も地図上に表示されている
スマートフォン版の表示。いずれも簡体字中国語版の表示で、左が検索画面、右が検索結果

編集部:多和田新也