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国交省とNEXCO東日本、東北道と接続する圏央道 久喜白岡JCT~境古河IC間を3月29日15時に開通

開通時刻確定。2015年度には東名~中央~関越~東北~常磐を圏央道で接続

2015年3月29日15時開通

3月29日15時に開通する圏央道 久喜白岡JCT~境古河IC間

 国土交通省とNEXCO東日本(東日本高速道路)は3月20日、圏央道(首都圏中央連絡自動車道) 久喜白岡JCT(ジャンクション)~境古河IC(インターチェンジ)間を3月29日15時に開通すると発表した。

 圏央道 久喜白岡JCT~境古河IC間(19.6km)は、東北自動車道と接続し、圏央道の埼玉県区間を東側へ延伸していく。これにより茨城県と埼玉県の東西方向の移動時間が短縮され、経済効果や災害対策などのメリットがあるとしている。

東北道の接続個所となる久喜白岡JCTから東へ延伸する

 圏央道は、5月までに神崎IC~大栄JCT間が開通予定となっているほか、桶川北本IC~白岡菖蒲IC間、境古河IC~つくば中央IC間を2015年度内の開通としており、2015年度内には新湘南バイパス~東名高速~中央道~関越道~東北道~常磐道~東関道~館山道~東京湾アクアラインを高速道路で結ぶメガループが誕生することになる。残る神奈川区間の開通予定は2020年度となっており、1年以内には道路通行量の激変が起き、そして東京オリンピックまでには外環道の開通と合わせて、首都圏三環状の完成が見えてくることになる。

 なお、国交省では圏央道 久喜白岡JCT~境古河IC間の開通に合わせ、新4号国道 春日部古河バイパスの2車線区間を4車線として開通する。開通日は、埼玉県内区間が3月26日、茨城県内区間が3月27日となる。

編集部:谷川 潔