飛行機の離着陸を間近で見られる成田市「さくらの山」に「空の駅 さくら館」が3月26日オープン

　千葉県成田市は、成田空港そばの飛行機観賞スポットとして知られる「さくらの山」に、観光拠点「空の駅 さくら館」を3月26日にオープンする。営業時間は9時～18時（11月～3月は17時まで）。成田市の観光情報コーナーや、地元の新鮮な野菜や地域の特産品が揃う物販コーナー、焼きたてパンが並ぶ軽食コーナーなどが揃う。

　3月26日のオープン日には、地元農産物の無料配布や、成田市のマスコット「うなりくん」のグッズが当たる抽選会、消防音楽隊による演奏などが行なわれる。また、オープン日から5月6日まで、さくらの山の航空写真展も開催される。

　オープン後最初の週末となる3月28日には、航空写真家のチャーリィ古庄氏、ルーク・オザワ氏によるトークショーも開催。28日と29日にはさまざまな国の料理が並ぶ国際村も開かれる。

　さくらの山は、成田空港周辺では屈指の飛行機ビューポイントで、A滑走路の北よりに位置し、南風の際には着陸する飛行機、北風の際には離陸する飛行機を間近で見られる。また、園内には多数の桜が植えられ、春には桜と飛行機を一緒に楽しめることから、例年多くの人出で賑わう。

　なお、さくらの山へのバス路線は、京成成田駅東口・ローソン前から成田市コミュニティバスで「津富浦ルート」に乗車、「さくらの山」バス停下車のルートや、京成バスが3月7日に開設した成田空港第2旅客ターミナル～さくらの山を結ぶ「さくらの山線」（平日は1日3往復、土曜休日は1日1往復）が運行している。

　また、3月26日からは、JRバスも同バス停への運行を開始。JR成田駅東口交番から航空博物館行きに乗車し、さくらの山バス停前で下車する。