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若桜鉄道、SL C12の本線走行社会実験を4月11日に実施

2015年4月11日実施

若桜鉄道のC12 167号機は、兵庫県多可町の公園に展示されていたが、2007年8月に若桜鉄道に搬入、若桜鉄道社員が修繕し、圧縮空気を利用して走行できるようになった

 若桜鉄道は、4月11日にSLの走行による集客効果や経済効果を検証する「SL走行社会実験」を実施する。これは、若桜鉄道のSL C12 167号機と12系客車をDD16 7号機でけん引/推進し、若桜鉄道本線の若桜駅(鳥取県)~八東駅(同)間を1往復走行するイベント。若桜線の本線にSLが走行するのは45年ぶり。

 9時より出発式典が行われ、往路は若桜駅9時30分発~八東駅10時35分着、復路は八東駅10時55分発~若桜駅12時00分着となる。

 なお、営業走行ではないため乗車はできない。代わりに客席には八頭町・若桜町住民が作った「かかし」が置かれる。出発式の際にのみ「鳥取県発地方創生号」ヘッドマークが取り付けられる予定。また、有料の撮影スポット(500円)や駐車場(500円)、特製弁当(1500円)の予約も受付中。

運行日程と編成方向
出発式で掲出されるヘッドマーク
特製弁当(1500円)

 なお、本イベントに関する問い合わせは、八頭町観光協会(きらめきプラザ八頭)もしくは、若桜町観光協会へ(若桜鉄道では本件に関する問い合わせを受け付けていない)。

編集部:柴田 進