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国交省、国道274号日勝峠の通行止めを10月末までに解除予定

NEXCO東日本による道東道の代替路(無料)措置も同時に終了

2017年8月22日 発表

国交省 北海道開発局とNEXCO東日本は、国道274号日勝峠の通行止め解除時期を10月末と発表

 国土交通省 北海道開発局とNEXCO東日本(東日本高速道路)は8月22日、2016年8月30日から台風10号の影響で通行止めになっている国道274号日勝峠の通行止めを10月末に解除する予定であることを発表した。

 国道274号の日勝峠付近は、2016年の台風10号の影響で盛り土の大規模崩壊、橋梁や覆道の損傷が発生。当初は43.8kmにわたって通行止めとしていたが、帯広側の4.3km、札幌側の3.4kmと段階的に通行止めを解除。2017年8月現在は沙流郡日高町千栄~上川郡清水町清水の延長36.1kmが通行止めとなっている。昨秋の段階で通行止め解除時期を2017年秋頃としていたが、一部で応急的復旧による片側交互通行運用を行ないつつ、10月末までに通行止めを解除する見込みとなった。

 なお、代替路として実施している道東自動車道 占冠IC(インターチェンジ)~十勝清水IC間の無料通行措置は、通行止め解除とともに終了となる。

通行止めに伴う代替路として実施してきた道東道の無料措置も終了する