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沖縄県、サイクリストやランナー向けに全長約337kmの本島一周コースなどを整備

85カ所のサイクルステーションも開設

2017年4月6日 発表

海沿いなどにサイクリングコースが整備された

 沖縄県は、サイクリング、ランニング、ウォーキング向けの周遊コースを整備した。上級者向けの「本島一周コース」は全長約337kmで、コース中の道の駅や公園などに85カ所のサイクルステーションを開設している。

 これは同県の「観光客の受け入れ環境整備」と「沖縄県民の健康増進」を目的とした取り組みの一環で、周遊コース利用者が歴史・文化に触れる機会を設けることで、スポーツツーリズムの促進と健康増進とともに、地域の魅力を拡大しようという狙いがある。

 各サイクルステーションには、ロードバイクなどスタンドを持たない自転車のためのサイクルラックを用意しており、工具の貸し出しや周遊マップの配布などを行なう。また、レンタサイクルやシャワーを利用できる施設の紹介もする。

 このほか、「沖縄本島北部 羽地内海周遊コース」「沖縄本島中部 リゾートエリアコース」「沖縄本島南部 パワースポットコース」などが整備される。

サイクルステーション(一部)

国頭村:ゆいゆい国頭(道の駅)、レストランくいな(レストラン)
大宜味村:おおぎみ(道の駅)
宜野座村:かりゆし カンナタラソラグーナ(タラソテラピー)
恩納村:おんなの駅(道の駅)、マエダブリーズ(カフェ)
東村:福地川海浜公園(公園)サンライズひがし(売店)、
名護市:古民家cafe 喜色(カフェ)、ホテルゆがふいんおきなわ(ホテル)
今帰仁村:リカリカワルミ(道の駅)、今帰仁あいあいファーム(宿泊施設)

ロードバイクのためのサイクルラック
シューズなどランニングギアのレンタルも行なう
サイクリングやランニングしながら沖縄の文化・歴史に触れることができる
「沖縄本島北部 羽地内海周遊コース」