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ブルガリア共和国と日本南東欧経済交流協会が「ブルガリア観光センター」開設記念パーティを実施

観光大臣が臨席し、トラキア文明の遺産や温泉、ワインなどをPR

2016年10月19日 実施

 10月19日、ブルガリア共和国 観光省と日本南東欧経済交流協会は、東京・代々木にある在日ブルガリア共和国大使公邸で、ブルガリア観光センターの開設記念パーティを開催した。

 ブルガリア観光センターはブルガリア政府公認の施設で3月に開設、6月に東京・八丁堀に移転している。窓口は日本南東欧経済交流協会が務めており、一般の人が訪れて観光の相談をすることも可能だが、イベントやそのほかの事情で対応できない可能性もあるため、訪問前に電話で確認してほしいとのことだ。

ブルガリア観光センター

所在地:東京都中央区八丁堀2-30-15 東海ビル3階
営業時間:10時~17時
定休日:土・日曜、祝日
TEL:03-6262-8900

ブルガリア共和国 観光大臣 ニコリナ・アンジェルコヴァ氏

 来日しているブルガリア共和国 観光大臣のニコリナ・アンジェルコヴァ氏が臨席し、「観光センターの開設により、ブルガリアがもっと日本で知られることを期待しています」と挨拶。また、ブルガリアについて「歴史的な遺産がたくさんある国として知られています。ブルガリアから出土した数多くのトラキア文明の黄金遺産は、ルーブル美術館で展示され、非常に多くの人々を集めました。そして1600以上の温泉があるほか、バラ祭など独特なお祭りもあります。

 さらに夏や冬を楽しめるリゾート地、そして美味しい料理やワインがあるなど、ブルガリアは四季を通じて楽しめる観光地になっています」と紹介。最後に「ぜひブルガリアの美しさをたくさん紹介してほしい」と、ブルガリア観光センターへ期待を寄せた。

日本南東欧経済交流協会 名誉会長の大野功統氏

 続いて日本南東欧経済交流協会の名誉会長である大野功統氏が登壇し、「2015年にブルガリアを訪問させていただき、素晴らしい体験をさせていただきました。景色はいい、食事も日本人の口に合う」とブルガリアを紹介。そして「この日本とブルガリアの友好の絆がますます強まっていくことをお祈りし、お願い申し上げたい」と述べた。

国土交通省 観光庁 審議官 瓦林康人氏

 乾杯の音頭をとった国土交通省 観光庁の審議官である瓦林康人氏は「ブルガリア観光センターの正式オープンを、心からお祝い申し上げます。これを機に、双方向での観光交流がいっそう進むこと、両国の友好親善関係がますます発展することを祈念します」と挨拶した。

パーティでは、ブルガリア音楽グループのBALKANが、ブルガリアの伝統楽器ガイダなどを用い、ブルガリアの民族音楽を披露した