ニュース
インドネシア、観光PRイベント「ワンダフルインドネシア旅まつり」をイオンモール幕張で8月27日~28日実施
ビザ免除プログラムは対象空港拡大へ
2016年8月26日 15:46
- 2016年8月26日 説明会実施
- 2016年8月27日~28日 イベント実施
インドネシア共和国観光省・ビジットインドネシアツーリズムオフィスは、イオンモール幕張新都心(千葉市)のグランドモール4階 グランドテラスで、8月27日~28日11時~19時に観光PRイベント「ワンダフルインドネシア旅まつり」を実施する。入場は無料。
一般来場者を対象としたイベントで、インドネシアコーヒーの試飲会や観光情報の提供などを行なうほか、伝統舞踊のパフォーマンスを各日3回(13時~、15時45分~、17時45分~、各45分間)実施する。また、初日の27日12時からはオープニングセレモニーも行なう。
来日したインドネシア共和国観光省 アジア・パシフィック地域セールス担当副部長のジョルディ・パリアマ(Jordi Paliama)氏は、「インドネシアへ訪れる外国人のうち日本人は第5位。インドネシア観光省では今年、日本からの訪問客数55万人を目標にしており、プロモーションイベントも昨年(2015年)の2~3倍にしている。各都市でのイベントも実施しており、今週末の27日、28日に幕張でイベントを開催する」と、そのイベントの目的を述べた。
インドネシア観光省では、2015年の日本人海外旅行者数約1620万人に対し、インドネシアへの渡航者数が49万人強と、およそ3.2%でしかないことに注視し、この割合を増やすべく、2月以降、スポーツ関連イベントなどに積極的に出展してきたほか、一般旅行者を対象にしたイベントとして7月30日と31日には大阪のくずはモール(大阪府枚方市)でもイベントを開催してきた。
ちなみに2016年1月~6月の日本人のインドネシア訪問者数は24万3349人で、前年同期比約96%と減少している。この点についてビジットインドネシアツーリズムオフィス日本地区事務所 チーフマーケティングオフィサー 高橋直美氏は「日本人にもラマダン(断食)の認識が高まっており、2016年は6月~7月がその時期に当たった。この時期はビジネスでのアポイントが取りにくいといったことが浸透してきた結果、特に6月の落ち込みが大きかった」と分析。地域別に見ると、ビジネス客の多いジャカルタへの訪問者数は前年同期比96%と下回っているものの、観光客が多いバリ島は104.9%と上回っており、55万人という目標に向けて2016年後半は誘致活動を加速する。
また、2015年6月から30カ国を対象に始まったビザ免除プログラムは、対象の国が拡大したほか、“観光目的”の会社が広がり展示会やセミナーなどへの参加も対象となるよう2016年1月に改定されるなど、免除プログラムの見直しが行なわれている。
今後の改定予定としては、入国地の拡大が予定されているという。現在、空港については5空港からの入国においてのみビザ免除プログラムを受けられる仕組みとなっているが、この空港数を増やすという。日本からの直行便があるジャカルタやバリ島(デンパサール空港)はすでに免除プログラムの対象空港になっているが、第三国経由での入国……例えばシンガポールを経由したジョグジャカルタやバンドン(スンダ)から入国する日本人も多く、このようなケースでも今後、ビザ免除プログラムを受けられる可能性があるという。
【お詫びと訂正】初出時、タイトルに記載したイベント実施日に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。